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【愛する自由と】 #720


僕は時々ホームレスのオッサンたちと酒を飲んだりする

ちょうどこの日は元公務員だったゲイのオッサンと飲んだ
彼はとても博識で色んな事をとても分かりやすく気付かせてくれる
この日の話も以下の通りであった



「幸せなゲイを見たことが無い?」


とんでもない事を言う人が居る
あまり詳しくは知らないが海外の影響力のある地位の人間が発した言葉だ


そんな事は無いし
普通のカップルや夫婦であっても100%幸せかどうかなんて分からない
性別では無い
仮にゲイの方が不幸せだとすれば
それはゲイをはじめとしたLGBTQの人たちの権利が確立されていない
社会的に偏見的な目線で見る人がまだ存在する事
そう言った解決しようと思えば解決できる問題に対してまだまだ着手されていなく
差別的な考え方の人が多い事による不幸せなら確かに存在すると思う

日本でも確か同性婚に対して生産性が無いと言っていた政治家が居たように思う

子供はありがたい授かりもの
それを生産という言葉で表現するというのは男女の夫婦に対しても差別的な表現のように感じるし
恋愛や結婚というのは子供を作るためだけにあるものでは無い


私には分からない
どうしてそういう考えに至ってしまうのか
何故アナタの通ってきた道のみが正しいのか
常に世の中は変化している
昨日のように行かない今日も沢山ある
それを決めつけで圧力的に発するといのは驚異的でありこっけいでもある

ゲイであるという事では無い
人はそれぞれ相手を幸せにする義務もあるし幸せになる権利もある
不愉快な言動に誰が幸せに感じようか
そんなのは偏った考え方の一部の人間だけだと思っている
それとも未だにそういった偏見的な考え方の人々の方が多いのだろうか


「僕は君を愛している
君とずっと一緒に居たい
僕は君が幸せになれるのなら
何だってするさ
だから僕と結婚してくれないか?」


この先の未来において犬や猫や色んな動植物と結婚できる世の中は来るのだろうか

今現在の時点では猿と結婚したいと真剣に考えている人は恐らく居たとしても片手で足りるほどの人数だろう
だから居たとしてもそれを知った人は笑うだろうし頭が狂ってると思うだろう
それが純粋な愛だとしても

ある時代
動植物の自動翻訳機が一般に普及し
動植物に対して一定以上の感情を持つ者が増え出した
ふたつの生き物は純粋に愛し合っている
にも関わらずそれに対して軽々しく考えまるで頭のおかしい人間であると言う政治家が居る

世間一般に認められる時代は来るのか

愛は普遍的なものでありたい
人間同士である事
男女である事
そんなルールは無い

動植物との恋愛をゲイのカップルの例えみたいに書いた事を良く思わない人もいるだろう
もしくはとても納得し理解する人も居るだろう
色んな考え方があって良いと思うが
勝手な常識で同調圧力を求めてくるのだけはやめにしてほしい

この先
ホントに宇宙人が現れ
宇宙人と恋愛する人が居るかもしれない

「愛は自由でありたい」


オッサンはそう言い残してダンボールの寝床へと去って行った



ほな!

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