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【ビジョンマン】 #815
どちらでも良い方の自分と
やたらとこだわってしまう方の自分と
それをフカンする為の自分と
全くもって興味がなく否定的な自分の
合計で四つの人格が同時進行で存在する
超面倒クサイ自分が居る
だから一つのことに対しても
その時々においてどーでも良かったり
無茶苦茶気にしてみたり
間を取ってまとめようとしたりするもんだから
最終的に最後の否定的な自分がそれらを全て投げ出しやめてしまう
結果
何をやらしても中途半端で終わり
今まで何回も仕事先が変わった
それでいて不思議なことに
人には好かれる
どーしてかサッパリ分からない
単にやる気が無いのに
女にもそこそこモテる
長くは続かない
でも別れた後も関係は良好だ
何だったら時々会ってるし
遊びに行ったり
旅行をしたり
セックスなんかもしてたりする
なぜ嫌われないのか
やるコトがこんなにも
破茶滅茶なのに
破茶滅茶と言っても
破天荒ではない
破茶滅茶なのだ
自分で分かっている
良いところもある
悪口を言わない
言ったコトがない
そもそも悪口というのが分からない
言うだけ時間も無駄だし
そんな感情にならない
合わない人や
不愉快な人が
どうやら見えないらしい
存在していても
まるで存在しないように感じる
だからその場にその様な人がいても
もうそこには存在しないかの如く
話しかけないし
話も聞かないし
見ないし触れない
なのに
何故か嫌われない
どうしてなのだ
どうしてなのか
どうなっているのだ
それは
私が人気者だからだろう
ブラウン管の向こうの僕が
あっ
今はブラウン管なんて言わないか
要はテレビジョンの私は
破茶滅茶でもキラキラしている
だから
どんな人格であろうとも
人としての質などは興味がないようだ
飽きられるまで
そこに存在すれば良い
頭がどうにかしていても
商品価値がある限り
また
テレビジョンで会おう
ほな!