ほうろくカップ時代
2017/04/02
ほうろく屋カップは、ほうろく油屋さんが仲間内で開催した美浜サーキットレンタルカートレースパック。当時は大観選手少し走りがわかってきていて上手な素人くらいにはなっていたんだろうか。まだ子どもで体重が軽くアドバンテージがあり一番前を走るようになっていた。15週もLAPがある試合なので、フルコースを1分弱のコースなら周回遅れはないだろうと思っていたがその悲劇は現実となる。14LAP位だっただろうか、バックストレートで振り返ると縦に並んだLEDランプが追いついてくる。大観選手だった。体重差以外では負けていないとどこか思っていたが随分なスピード差。息子はオヤジの顔を振り返り見ながらゆうゆうとストレートで追い越していった。早くなったものだ。感心が悔しさに似た感情に変わるのには時間はかからなかった。
試合によっては後半チームの表彰台もあったが、早いドライバー順に全半、後半に別れただけの試合なので後半チームの表彰台に意味があるかと言えば微妙。偶数番目と奇数番目ならまた意味は違ったかもしれない。
ステアリングは180度回してフロントブレーキで曲がる以外の方法があるんじゃないだろうかと思い出したのはこの頃。研究しだすと止まらない性格の琴線に触れたのかもしれない。体重はまだ75キロ超え。お顔もおなかもムチムチ。