eSportsレースのストリーミング統計を調べてみた
レースゲーム系eSportsを企画するために色々調べているところだが、国内の統計データを探しても全く見当たらないので、ESCで公開されている統計データを紹介する。
https://escharts.com/tournaments/forza/forza-racing-world-championship-2018
1.大会内容
「The Forza Racing World Championship 2018」というレースゲームではグランツーリスモシリーズと並んで有名なForzaシリーズのオフラインeSportsイベントだ。
主催者はイギリスの「Gfinity」。賞金プールは$100,000。大規模な大会と解釈して問題ないだろう。
オフラインイベント会場は「Gfinity arena」。統計データではオーストラリアの国旗になっているが、調べてみるとイギリスロンドンっぽい。
他タイトルのeSportsイベントでもよく使用される会場だそうで、会場の広さや、照明、装飾を見てもeSportsっぽい印象。(eSportsっぽいってなんだ)
2.ストリーミング配信の統計データ
今回参考にした統計では、YouTube、Mixer、Twitchの3つがソースとなっている。
ストリーミングはGfinity会場でプレイしている様子や、ゲーム内映像を配信しているものと思われる。
会場に足を運べなかった人たちがイベントの様子を楽しむことができるということだ。
ESCの統計データを見るに、9時間の配信時間で総再生時間は5,2780時間。
平均CCVは6,032人。総視聴者数は320,759人ということだ。
視聴者数のピークに関するデータも存在する。
全体のピークが15,624人、中国人を除いても同人数である。さらに英語圏での視聴者も同数であることから、日本でこれをみた人はいないということが分かる。
Twitchでのピークが12,060人ということから、ほとんどの視聴者がTwitch上で閲覧しているということが分かる。
3.まとめ
やはり、フォートナイトやLOLなど、超人気タイトルのeSportsイベントと比較すると、数字的にかなり寂しい気もする。
そもそもレース分野でForzaというのはなんとも微妙ではある。
もしグランツーリスモならどうなったのかはすごく気になる。
ちなみにフォートナイトのとあるeSportsイベントストリーミングではTwitch上で100万人以上を記録したそうだ。
以上、自分用統計データ紹介。