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4回目:初めてのニューヨークケーキショー

4回目のシュガーアートの世界大会は、2015年5月3日。舞台はNew YorkのRaddisonホテルで開催された THE 3RD ANNUAL NY CAKE SHOW でした。
東京シュガーアートの先生が「行こうかな…」と呟いたのに乗っかって、一緒に遠征することに。
大会へのエントリー
2015年のNY CAKE SHOWは、以下の3部門に分かれていました。
WEDDING CAKE - - Minimum height 36" tall (topper included) Base size max: 24"
ALL OCCASION CAKE - No minimum height or base requirement.
Stiletto - Edible Stiletto Shoe Sculpture/cake topper or stand alone piece.
私は Stiletto部門のAdvanced Class に出品。テーマの母の日にちなんで、エレガントなハイヒールを制作しました。
レースの素材感が好きなので、シュガーでレースを表現することに挑戦。試行錯誤の末、 ロイヤルアイシングを絞って貼り合わせ、靴の形に仕上げる という方法にたどり着きました。


裏側からのショット

結果発表
結果は… Stiletto部門優勝! 🎉
さらに、搬出作業中に「それを売ってくれないか?」と初めて声をかけられるという驚きの展開も。
「1000ドル!」と答えたら相手は去ってしまいましたが…(笑)
いくらなら買ってもらえたのか、英語力がなく交渉できなかったのが心残りです。
 
工夫した点
これまでの大会経験から、「 さまざまな技法を組み合わせることが重要 」と学んでいたため、今回も以下の要素を取り入れました。
アイシングワーク - レース部分の表現
フラワーワーク - 添えた花の装飾
ペイントワーク - 土台の仕上げ
特に レース模様をアイシングで作る ことにこだわり、

  • ペーストでレースの土台を作る

  • 空中にアイシングを絞る

  • さまざまな方法を試し続ける

…という試行錯誤の末、数ヶ月かけて 「誰も見たことがない」技法 を生み出しました。
帰国後、この技法を 「レイチェルヒール」 と名付けてレッスン化。国内3か所で開催しましたが、
🔹 1日目に乾燥させたものを2日目に使用
🔹 乾燥具合によっては作業が難航
…という、なかなかスリリングなレッスンになりました。(笑)
 
梱包の工夫
倒れても大丈夫な梱包を考案しました!!
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