250日チャレンジ! トラットリアレコード全部聞くぞ#49 SUNSHINE/ Louis Philippe
テキサスよりこんにちは。れいちぇるです。コーネリアス好きが高じて結婚による渡米後に遅いスタートではありますが大学で音楽を勉強しています。あと1週間ほどで大学が始まるのですが、色々な手続きに追われていますが、今も昔も学校が嫌いで仕方がなく、履修登録やスケジュールの確認などやらないといけないのは分かっているのですが嫌ならやめれば良いのにやめる選択をできない中途半端な不良キッズのようになっています。まあ、大学の場合は自分で好きで通っていてクラスの先生の大半とその授業は好きですからね。ただ学校の組織体制が嫌いなだけです。
さて、本日のトラットリアレコードは#49、elレコードを代表するアーティストのルイフィリップのアルバム、SUNSHINEです。小山田圭吾氏が主催していたトラットリアレーベルはいくつかのサブレーベルがありました。本人のソロプロジェクトであるコーネリアスや後に大ブレイクを果たすカジヒデキ氏を擁していたブリッジ、2019年から再始動中のヴィーナスぺーターなどはトラットリア系と言われています。ちなみに、このアルバムの後からTrattoria Family Clubなるサブレーベルが始まり入手困難音源の発売、そしてカヒミカリィさんのソロデビューとトラットリアが成熟していきます。
忘れていけないのは渋谷系とクラブシーンから派生したコミュニティは研究家によって何度となく指摘されていますが、クラブカルチャーと渋谷系を切っても切れない縁にしていた立役者のアシッドジャズはトシ八嶋氏のMO'MUSICに集約されています。主に海外のアシッドジャズアーティストが多く目移りしてしまうのでお勧めはコンピレーションアルバムの THE VOICE OF TOTALLY WIREDシリーズです。一枚のアルバムで一気に当時のトラットリアレーベルから発売したアシッドジャズアーティストを聞くことができます。
今までざっくりマイクオールウェイが主催していた関連でelレコードレーベル系と言っていましたが、トラットリア内ではexoticaというサブレーベルとしてイギリス勢を発売していました。つまり今回のルイフィリップもサブレーベルはexoticaです。ルイフィリップの他にはWould-be-goodsやサッカーコンプのBend itがあり外国のインディーズ好き、またはおしゃれな音楽もサッカーも楽しみたい人にもってこいで初期のトラットリアの主要レコードが多いと思います。
このアルバム以降、沖野俊太郎氏のT2 Label、ハナタラシ、ボアダムスのEYEさんのショックシティー(SHOCK CITY)などサブレーベルが増えていきますが、このアルバムまではトラットリア系、exiotica、MO'MUSICの3つがメインでした。
それで話をルイフィリップ氏のアルバムに戻すと、アルバムは本人のウェブサイトで視聴、購入も可能ですしDelta Kissとの抱き合わせでiTunesで聞くことも可能です。
ルイフィリップス氏の引き出しの多さがハッキリと出るサウンド。やっぱり大好きだなあ。この頃のトラットリア発作品をベースに何かを作ろうと思ったらフリッパーズギターとルイフィリップ氏を徹底的に分析すればいいんじゃないかとさえ思っています。
参考までにルイフィリップス氏のホームページを貼っておきます。
というわけで、今日はこの辺で!
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