【!危険!】ビリヤード損害賠償
コロナ以降、ビリヤード人口が少し増えたような気がしています。
人が増えれば問題が起こりやすくなる確率が上がるものですが、ここ最近ビリヤード場での被害が増えてきているので注意喚起しておきます。
ビリヤードの道具は決して安いものじゃない
以前、キューメーカーの紹介をしたときに、「木の棒一本だけどそんなに安いものじゃないよ」という記事を上げました。
キューが意外と高いことはこちらを呼んでいただければなんとなくわかるとは思いますが、それ以外の部分でも非常に高額なモノが多いのでご紹介。
(1)ボールセットは5万円以上
ビリヤード場でボールを借りる時、カラーボール15個と手玉の16個をレンタルしてビリヤードをすると思います。※場所によってはテーブルに設置済。
この16個のボールセットを新品で買うと大体「5万円」程度になります。
ボールで大事なことはキズやへこみがないことに加えて、重さのバラつきにあります。球同士が接触している以上、多少なりとも摩耗していくためボールの重量が変わってきます。1g、2g程度ではありますが、転がり方などに変化が出てくるため消耗した場合は交換になります。
ボールの取り扱いで守っていただきたいことを書いておきます。
・カラーボール(1番~15番)をキューで撞かない
・ボールを落とす、投げる、キューでバットのように打つことはしない
・無駄に強く撞かない
消耗具合が嫌で自ら球を購入して使用している方もいらっしゃいます。
そのくらい影響が大きいものですので、気をつけましょう。
(2)タダで立てかかっているわけじゃないよそのキュー
ハウスキューと呼ばれるキューがお店の壁や隅っこにかかっている事があると思います。キューを持っていない人は、こちらのキューを借りてビリヤードをすると思うのですが、こちらは「5,000円」程です。
5,000円ときいて「安いからよくね?」と思う方はこう考えてみてください。量産的に作られたiPhone、友達に写真取ってもらおうと思って渡したら落として画面が割れた時、どう感じますか?お店側もしくは所有者が感じている感情はそういうものです。
もちろん、木製の道具なのでどうしてもキズはつくしへこみもするし、壊れやすいものです。だからこそ気を使って使用してきましょう。
・テーブルや倒れやすい場所に立てかけておかない(指定の場所に置く)
・どこかにぶつけたり、倒したりしないようにする
・振り回さない、バットのように扱わない
(3)テーブルの扱い次第で高額請求あり
何気なくそこにおいてあるビリヤードテーブル、おいくらだと思いますか?
想像におまかせしますが、車は買えます。
テーブルと一言で言っても、木製パーツや布、ゴム等の組み合わせです。それぞれのパーツ毎に金額はバラバラですが、一番大切な部分をお伝えしておきます。
ボールが転がっている、緑だったり青だったりする布地の部分を「ラシャ」と呼んでいます。こちらもボールやキューが当たって消耗していく部分で定期的に交換が必要になってきます。
お店の人が自分一人で簡単に交換できるものではないので、基本的には業者に依頼しての交換で費用は「10万円以上」かかる内容です。
よくありがちな問題として、飲み物をこぼす、キュー先やキューでラシャの上をこする(落書きする)というのがあります。
また、布製なので破れてしまったらもう使い物にはなりません。
故意に破損させようものなら交換費用を請求されるでしょう。
・テーブル上や近くに飲み物を置かない
・物をラシャにこすりつけるようなことはしない
・火気厳禁
まとめ
ここ最近お店の被害をよく聞くようになってきたので注意喚起の意味も込めて記事にしました。基本的にモノを大切に扱う心があればこんな記事を必要はないのですが、最悪の場合が高額な損害賠償請求になりかねないのでその辺を少し頭の片隅においてビリヤード楽しんでいただければと思います。