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長年の頑張りが私の中身を男性にして体調不良になった話。

突然ですが、私は最近、よくわからない体調不良に悩まされていました。

基本、何年も前からなんか調子がすぐれないのがデフォルトで、ちょっと良い時は結構元気、みたいな感じ。

でも、今回みたいにどうしようもなくしんどい時が、波のように襲ってくる、ということを繰り返していました。

すごく困るのは、日常生活に支障があること。

集中力がなくなり、体がだるくて頭が重くて呼吸もしにくくて、机の前に座っていられない、ということもしょっちゅうで。

自分なりにビタミン剤を飲んだり、睡眠時間を増やす努力をしたり、ヨガをやってみたりと努力してきたのですが、もう自分の力ではどうにもならないくらいに辛くなってきてしまいました。

屋外でヨガをしてみたり。


そこで思い立って昨日、漢方内科と整骨院を受診することに。

結果、一回でもかなりスッキリ。
もちろんまだ肩や首の重みはありますけど、格段に元気です。
元気だからこんな文章を書けているんです。

逆に言えば、昨日まではこんなまとまりのない文章でさえ、書くエネルギーが私にはなかったということになります・・・
なんということだ・・・


両方で指摘されたのは
「自律神経、腸、甲状腺」

でした。まるで口裏を合わせたように同じことを指摘されてしまったので、とても驚きました。プロには診て、触っただけでわかるもんなんですね・・・

甲状腺に関しては、漢方内科で血液検査をしてもらっているので結果はまだわかりません。でも、ここに異常がある場合は薬を飲めば今ある症状が治ることがあるので一応、とのこと。

先生に「舌を出してみて」といわれてベーッとしたら、胃腸が悪いこともバレました。胃、というより、腸の部分がたまにキリキリ痛むことがあります。

今回は、「半夏白朮天麻湯」という漢方薬を処方してもらい、とりあえず2週間様子をみることに。

(若干ピンぼけ)

腹痛が起こった時のために、桂枝加芍薬湯も合わせて処方してもらいました。過敏性腸症候群と診断されたことがあるので、助かる。


整骨院というのには初めて行ったのですが、すごかったです。
骨がパチパチとあるべき場所にはまっていく感じと言いますか。

腿の裏を触って「甲状腺がもしかしたら・・」
お腹の上を触って「腸がちょっと弱ってますね」と言われドキッとする。

首、肩、背中、手首、足首、お腹・・いろんなところを調整してもらってとにかく言われたのは

「頑張りすぎではないですか?」
「一人で抱え込むタイプではないですか?」
「ストレス溜め込んできましたね・・・」

特に喉の下、胸の辺り。
ストレスってこの部分に溜まるんですって。
だから息苦しくなるし、かっちかちに固くなる。

で、この部分の詰まりというか硬さって、結構長期間かけて、受けたストレスがじんわりたまっていくんですって。
だから最近すごくイライラしていただとかの話ではなくって、結構昔のストレスがいまだにそこに留まり続けている、ということでもあるらしい。

「あああ、なんだか自分でもよくわからないうちに、自分に無理を強いてきたんだな」

と、改めて腑に落ちました。

ここが苦しくなることは、以前にも結構あった。でも、そのたびになんとかやり過ごしてここまでやってきたけれど。

いい加減、自分の心と体のことを、ちゃんとしてあげなきゃいけないんだな。


「改めて腑に落ちた」というのは、これには、ここ最近わたしに起こったイベントが関係していると思うからなんです。


いきなり占星術の話になりますが、私は太陽星座が蠍座で、月星座が乙女座です。

月星座に関しては、捉え方が色々あるとは思うのですが、占星術界の大御所、マドモアゼル愛先生の「月の欠損」論というものがあります。

マドモアゼル愛先生のブログでの解説↑


簡単にいうと、月星座乙女座の場合は
「ちゃんとできない」
「分析できない」
「義務をはたせない」
「自分に厳し過ぎる」という特徴があります。
(ついでに言えば仕事もできない)

私はずっと、長年ちゃんとしなければと思い続けて、でもちゃんとできないからもっとちゃんとしようと頑張り続ける
ということをやってきました。

それには個人的な理由がありまして、娘が幼いうちに離婚をしたので、自分一人で娘を育てていくために頑張らなければ!という並々ならぬ気合と根性があったのと(蠍座味)
それと同時に個人事業主として独立をしたからです。

「バリバリ働いて」「一人前に」「稼がなければ!!!」(そうなりたい!!)
という気持ちがずっと根底にあったと思います。


そうです。私は月乙女座の女としてちゃんとできないものをちゃんとやろうと頑張り続けた上に、父親の役目も果たさなければならないと意気込んだ結果、女性性を差し置いて中身ほぼ男性で生きてきたのです。

でも自分に厳しいし、蠍座の忍耐強さみたいなのもあるから
「自分全然頑張れてないのに、なんでこんなに疲れてるんだろう」と落ち込んだりすることの繰り返し。

ガワは女性なのに、中身は髭の生えたおっさんが頑張っている
という酷い構造です笑



みなさん、アメトーークの「運動神経悪い芸人」シリーズ、ご存知でしょうか?

私はすかさず、自分のことを「運動神経悪い芸人」として才能を発揮しているザ・マミィ酒井さんと重ね合わせました。

(アメトーークの公式動画がなかったのでぺこぱさんの YouTubeから拝借)

酒井さん、バッチバチに力んじゃって、ドリブルもダムダムしちゃって、全然ボール投げられてないし笑
2回目とか「入れたら百万円!」とか言われちゃって、もう力が入っちゃって、結局失敗。


これ、頑張って頑張って力んじゃってた時の、私です。

「酒井さん、もっと力抜いてよぉ〜、その方が、うまくいくのに」

と思うでしょう。

私にも、同じことが当てはまっていたんですね。

遠くにボールを投げたかったら、肩の力を抜いてスッと投げればいいのに「やらなきゃ!」「やってやんぞ!」という気持ちが強すぎて思いっきりの力をこめて投げた結果、真下に落下する、という。笑

頑張っても頑張ってもうまくいかないし、ただただ疲れだけが蓄積されていく、というあなた。あなたもザ・マミィ酒井さんを自分の中に持っているのかも。


(注: ザ・マミィ酒井さんのことは、大好きです。)




ここで、私が京都に引っ越してくるきっかけのひとつにもなったヨガの先生の言葉を思い出します。

2020年、コロナ禍真っ只中。
ヨガのレッスンもできなくなって、先生が緊急でzoomで開催してくれたサットサンガの場。

みんな、食べ物とか住む場所に困ったらさ、このスタジオも閉めなきゃいけなくなったら、いいじゃない。みんなでどこかに集まって、畑を耕して、ヨガをしながら共同生活すれば。

私たちにはこの肉体と、智慧を携えた頭があるのだから、生命さえあればどうなっても生きていけるじゃない。

本当の本当は、そんなに頑張らなきゃいけないことってなくって、「生きる」っていうことを、もっとシンプルに捉えてもいいのかもしれない。
むしろ人間としてはそういう生き方の方がとても幸福なことなのかもしれない。


そうして私は、女性性をほったらかしにし、頑張って、ちゃんとする生活を手放し、白旗をあげることにしたのです。

体調をくずして、どうにもならないところにまできて、やっと。


ちょっと救いなのは、マドモアゼル愛先生のブログの中で

自分ではうまく働けないけど、誰もがきちんとした仕事につけられて、求められる義務をきちんとこなし、清潔な家で、日々ストレスなくみんなが暮らして欲しい、、、との純な願いをこの人は持っています。

ピュアなものを社会は必要としており、その片鱗があなたを通して人は感じられるからだと思います。

https://ameblo.jp/mademoiselle-ai/entry-12537940378.html


と書いてくださっていること。

これは、あの日ヨガの先生がおっしゃってくださったような暮らしにも通じるところがあるし

私が理想としているRoom Euphoriaの姿、そのものでもあるのです。


みんなで菜園で収穫する。なんて豊かな時間。


それでですね、この話、私のパートナーとの話とも関わってくるのです。

私のパートナーは月星座が獅子座。

ずーっとずっと昔から世間で言うところのいわゆる「男らしさ」というものに悩まされてきた、と言う話は聞いていました。

「未来が描けない」
「自分は尊重されない」
「エネルギーが沸かない」

そんな思いが長くあったことで、男性性をうまく出せていなかったと言うか自分で否定していたところもあったのだと思うんです。

つまり私たちは

・男性性のあまりない男性
・女性性のあまりない女性

という組み合わせだったおかげで?奇跡的になんとか釣り合いを保ってここまでやってきていたのですが

やっぱりどこか歪みがあったのですよね。

この春、私がついにモノを申しました。
「決定事項が私ばかりに偏っているのが負担だ。」と。

食事する店、行く場所、毎日のご飯。
細かい細かいところですが、「なんか全部私が決めてない?」という気持ちに私はなってしまっていたわけなんですね。

ところがびっくり。

彼は、良かれと思ってやっていたんです。
これまでに自分の希望が通ってこなかったと言う経験から
「すべて相手の希望に合わせてあげることが優しさ」だと思っていたんですね。それが相手にとっても自分にとっても良いことだと。

びっくりびっくり!

詳しい経緯はこちらのnoteをぜひ読んでみてください。ご本人による実体験です↓

驚くことに、彼はこの出来事によって月獅子座との和解を果たし、本当にびっくりするほど生命エネルギーを感じられるようになりました。
すごく毎日元気なんですよ。

これはたまたまですが
彼の月星座は獅子座で男性性を象徴するようなもの。
私の月星座は乙女座で、女性性。

お互いに「欠損」と思わされていた月星座と和解することで(あるいは白旗をあげることで)本来の自分らしさを取り戻し
自分の中の男性性、女性性をちゃんと見ることができるようになった、あると思えるようになった、と言う気がしています。


こちらの男性性、女性性について解説してくださっている動画をご覧ください。

9:17くらいからのお話で
「男性が男性性を否定してしまうとただの隠居した老人になってしまうか、出家した状態になってしまって山奥に籠るしかない。瞑想して修行して、即身仏になってしまう」

と言っていて、以前のパートナーが全くこの通りの状態だったので、思わず爆笑してしまいました。
よく、「修道士」とか「牧師」みたいと、人から言われていましたもんね。

いや、実際の年齢で言ったら、パートナーの方が私よりもずっと若いんですよ。でも、この表現がわかる!と思ってしまうくらい、生命エネルギーが感じられなかったんです。


ですから、この記事に副題をつけるとしたら「髭を生やしたオッサン女子と即身仏ジジイが3年半付き合った結果」となりますね。笑


自分で言うのもなんですが、私たちは結構人よりも内観している方だと思うし、自分の感情とか考えていることに敏感で、注意を向けている方だとは思うんですよね。でもこの関係がスタートしてから3年半もの間、お互いに気がつけなかった。
月は潜在意識を表す、と言われていますが、恐るべし。


それで、今度Room Euphoriaの生涯学習講座、Class Euphoriaで始まる講座では、この月星座のことにも、がっつり触れていく予定なんです。

この講座をやると決まってから、毎日のように私たち運営メンバーでやりとりしあっているのですが、バタバタと私たちにリアルタイムにこんな変化があり、これはもう、実際講座が始まったらすごいことになるのでは・・・と今からソワソワしています・・・

講座の詳細はこちら↑

占星術に関しては、基本的に毎回一つの天体をテーマにあげ、それとチベット密教の教えを組み合わせて「その星があなたにどんな幸福の種を与えるのか」というような内容になっていくと思います。

5月23日、初回はチベット密教の「空の理論」に関して、ですが
6月の講座はいきなり「月」です。
なんと太陽よりも、重要視されている、この恐るべき、にっくき月星座・・・
(そう言えば私はことあるごとに「乙女座このやろう」と憎まれ口を叩いていた)

ですが、やっぱり皆さん、月星座と自分との関係は、本当に重要だと感じます。

ご自身のホロスコープを出していただいて、太陽星座、木星星座、火星星座、、と自分の星座を見ながら毎回の講座を進めていくので、自分の扱い方、自分がその星を持って生まれてきた意味もだいぶわかってくるのではないかと思います。


講師はこの方、熊木智子さんにお願いしております。


私はとりあえず、漢方内科にも整骨院にも継続して通うことにしましたので体調を整えて万全で講座にのぞめるようにしたいと思います(ここで早速ちゃんとしなきゃ精神を発揮)

ザ・マミィ酒井さんと言う鎧を脱いだ今、長年力を入れていたおかげでまだ体はバキバキですが、心と体を労っていくうちに、自然と脱力していけるようになるのでしょう。

長年の思いの癖ってこんなにも身体に影響を与えるものなんですね。
この思い込みに気づけたことにも、ここでちゃんと体を気遣って病院にかかることができたことも、私が以前蒔いた種のおかげなのだと思います。

こんなに集中して記事を書けたのなんて久しぶりだ!




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