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三木ホースランドパークJSのみどころ

明日は、阪神で三木ホースランドパークジャンプステークスが行われます。

では、早速、レースの見どころを解説していくことにしましょう。


阪神8R 三木ホースランドパークJS


このレース、各馬の臨戦過程がバラバラなので、近走のレースレベル評価の精度をどこまで上げられるのか、そこが最大のポイントとなりそう。

また、勝負どころで早めに仕掛けて行きそうな馬が複数いる中で、どの馬がバランスよく脚を使うことができるのか、そこも大事なポイントになってきそうですね。


何がなんでも逃げたいのは、①メイショウギガースと⑧ニシノベイオウルフの2頭。ただ、メイショウギガースのほうは、行き脚がつかなかった前走内容が気になりますし、ニシノベイオウルフはもともと出脚が速いタイプの馬でもありませんから、もし大外枠から⑭クライムメジャーが注文を付けてゲートから出して行くようなことがあれば、こちらの方がダッシュ力は上ですからねぇ~。

う~ん、ここの読みはなかなか難しいところですが、もしこの3頭の中で残り目を期待できるとしたら、メイショウギガースが徹底先行策を取れた時だけかな、と。ただし、その期待度が高いかと言えば、決してそんなことはありませんから、基本は先行3頭にとって楽な流れにはならない。そう決め打ちするのも、戦略としてはアリかもしれません。


あと問題になるのは、小倉で行われた牛若丸ジャンプステークスと春麗ジャンプステークスに比較。ともに前半から激しいレースになった影響で、出走各馬のレース内容に関する評価が、軒並み難しくなっているのですよね。

時計的には、両レースとも遜色はないのですが、この点で②タイキフロリゼルや⑦エコロドリームをどの程度評価すればよいのか、そこはなんとも悩ましいところではあります。


ということで、ここは本当にいろいろと悩みました。

その中で、阪神替わりで前進が見込める⑦エコロドリームから入るという結論に。この馬、はっきり小倉コースは不向きに思えるのですけれど、それでも無様な競馬はしませんでしたからね。

ここは、序盤から前がガチャガチャやり合いそうな組み合わせですから、序盤はじっくりと後方で構え、タイミングを見計らって一気に仕掛けて行く形を取れれば、今回はこの馬に展開がハマる。そう考えました。

高いレベルで言えば、最後の直線はダートのほうがベターだと思いますが、それは人気のフリーフリッカーにも同じことが言えるので、相対的な割引材料にはならないと判断します。


相手は、その③フリーフリッカーでいいと思います。

前走は、相手が強く、かつレースの流れに乗れなかっただけの敗戦ですから、着順が悪いこと自体が、特段の心配材料にはならないでしょう。

よって、ポテンシャルの比較だけならこの馬が最上位。だけど、61kgでローテーションがタイト、さらに前がガチャガチャやり合いそうな展開が少しだけ嫌なので、あえて評価を一枚下げた。そんな判断だと理解してほしいです。


3番手は、⑬ヒルノアローザでしょうか。

キャリアの浅いこの馬には、まだまだ上がり目が見込めますし、苦しい展開となった2走前にエコロドリームと1.4秒差なら、ここでも上位に喰い込んで不思議ない力を十分に秘めている。そう判断しました。


ここは混戦なので、あえて上位評価は3頭とします。

②タイキフロリゼルは、前走内容から着実に力を付けている印象ですし、ここでも勝ち負けが可能な位置にいるとは思っていますが、その前走がハマり切ったレースだったこともあるので、悩んだ末にあえて一枚評価を落とした格好となります。

④リバーシブルレーンは前走が好時計勝ちですし、鞍上の伴Jも非常に怖いのですけれど、さすがに前走はうまく行き過ぎたきらいもあります。まだまだ輸送でイレ込む不安が拭い切れないですし、いくらなんでも2回続けてすべてが完璧とはいかない。そう決めつけることにしました。

⑥キャプテンペリーは、ここに入れば地力上位ではありますが、62kgで草野Jに乗り替わるとなると、狙う材料に乏しいのも事実かな、と。

⑨ワーウルフは、完璧なレースができれば力は通用。ただし、今回も引き続きこの鞍上ですから、その期待は薄いということで、あえて嫌うことにしました。

⑩トワイライトタイムは、なんだかんだ上位争いしてきそうなのですけれど、最後の直線が芝だと、どうしても最後のひと押しを欠きがち。対フリーフリッカーでは明らかに劣勢、という部分も含め、今回は選外としました。

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