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セントウルSをつぶやく

今日は、少し時間に余裕があるので、軽いつぶやきを。

普段、古馬の重賞については、見どころ解説をアップしたりしていないのですが、セントウルSの枠順を見たら、ちょっとワクワク、ドキドキ……。年間プラス収支を実現するための馬券の「狙いどころ」について解説するにはちょうどいい機会でもあるので、サクッとだけ、内に秘めていた思いをつぶやいておこうと思います。


個人的な注目馬は②シャインガーネットなんですけど、どうしてこの馬なのかについて、ちょっとだけ解説しておくことにしましょう。

シャインガーネットという馬は、いわゆる「ツボ」を持っている馬。野球選手なら、「このコースのストレートは高確率でホームランにできる」、サッカー選手なら、「この角度からフリーでシュートを打てれば、高確率でゴールできる」みたいな感じで、理解してもらえたらと思います。


シャインガーネットは、道中で前に馬を置き、ギリギリまで脚を溜めて、馬群を割ってくるか、最後の最後で外に持ち出す競馬で差し込んでくるのがこの馬の好走パターン。よって、その「ツボ」に嵌めるために必要な条件というものがあるわけですね。

その点、この馬は折り合いに課題があって、距離面でも限界がありますから、千四以下の距離で内枠を引けた時、これが概ね「ツボ」にハマった状態である、と言えるでしょう。

ただし、これだけでは足りなくて、この馬の「ツボ」をしっかりと理解したジョッキーが騎乗していること、これも非常に大事な条件になります。

実際、前走の京王杯SCは、好枠を引いて好走条件が揃っていたわけですが、鞍上の田辺Jが序盤の位置取り争いで引いてしまい、一旦下げて直線大外からと、残念ながら、この馬の「ツボ」に嵌め切ることはできませんでした。

結果、大外から目立つ伸びを見せたものの、詰め切るところまでは行かず着外。この馬と何ら利害関係があるわけでもないこっちのほうが、思いっきりフラストレーションを溜めるという、なんともせつない結果になってしまったのです。


その点、明日のセントウルSは、インベタが大得意な鮫島克駿Jですから、中京千二の2番枠を引けたことを合わせて考えると、「ツボ」にハマる条件がすべて揃っていることになります。

もちろん、競馬ですから、相手関係も重要になりますし、インでドン詰まって脚を余すこともあるのですが、その点を考慮に入れてたとしても、シャインガーネットを買うなら、ここしかないという結論になるのですよね。


よく、自分の好きな馬や、好配当馬券を取らせてもらった馬を絡めた馬券を、次のレース、またその次のレースと、ずっとずっと買い続ける人がいますが、シャインガーネットのような馬にそれをやっていては、あまりに無駄が増え過ぎてしまいます。

なので、シャインガーネットみたいな馬は、「狙いどころ」を絞るのが大事ってことになりますね。そう、それが明日だということです。


ちなみに、土曜の紫苑Sで鮫島克駿Jが騎乗したシャーレイポピーのように、完璧な形にはめ込んでも少し足りないと考えるなら、無理にシャインガーネットの馬券を買うことはおススメしません。いかに完璧に「ツボ」にハ嵌っても、パワーが足りなければ外野フライどまり、あるいはゴールキーパーのファインセーブに遭ってしまうからです。

ただ、昨年の春、中京千四でラウダシオンを負かしていることに着目する意思がある競馬ファンなら、このレースでシャインガーネットを消すという選択は絶対にない。そう思います。


そして、大事なのは、シャインガーネットみたいなタイプの馬をたくさん自分の引き出しに入れておいて、「ツボ」に嵌りそうな時を狙って、積極的に買いに走るべきだということ。

明日のこの馬もそうですが、たった1回のレースの着目すると、「完全に『ツボ』に嵌るはずだったのに、あれっ?」みたいなことが頻繁に起こるのですけれど、10頭くらい「金になる馬」を身近に囲っておけば、10回のうち何回かは、思いどおりヒットするものなんですよね。

そこのところを皆さんには意識してほしかったので、今日は、明日のセントウルSに出走するシャインガーネットの話題を取り上げてみました。


馬券に絡むかどうかはともかく、最低限、見せ場はつくってくると思うのですけどね~。単勝40倍台って、ずいぶんと軽く見られているなあー。

「最内からシャインガーネット!」とか「馬群の間からシャインガーネット!」みたいな実況が、聞こえてくるんですけどね、僕には……。いやいや、ただの妄想かもしれないですけど(笑)

念のため付け加えておきますが、馬券購入はくれぐれも自己責任で!
結果を見てから「なんだ!この嘘つき!!」とか言われちゃうと、だんだんと情報発信を躊躇するようになってしまいますから、そこのところだけは、皆さん、よろしくお願いしますね。

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