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第59回 札幌2歳ステークスのみどころ
札幌11R 札幌2歳ステークス
明日の札幌は、すっきりしない空模様となる予報が出ていて、競馬開催時間に雨が本降りになる可能性があるようですので、基本はやや時計が掛かる馬場になる想定をしておいたほうがいいでしょう。
さらには、先週あたりからいよいよ馬場の最内の痛みが激しくなりつつあり、外から差してくる馬の脚色が目立つようになってきた点にも、より注意を払ったほうがよいというイメージをあらかじめ持っておきたいな、と。
とは言え、ここはキャリアの浅い馬同士で戦う2歳戦。トラックバイアスについて過度に神経質になるのはかえって逆効果かもしれませんので、枠の並びにはしっかりと目を配りつつも、「内枠の先行馬だからダメ」などと安易に決めつけることがないようには注意したいですね。
ということで、中心には⑧ファイアンクランツを推します。
この馬の前走は、レースぶり、上がり時計ともに申し分なし。
2着馬がかなりの素質馬ということもあって、結果的に着差は大きくなりませんでしたが、ここでも当時と同じだけ走れれば、シンプルに勝ち負けになってしまうだろうと考えています。
できれば、先々を含め佐々木Jに連続して騎乗してほしかったですけど、鮫島克駿Jの騎乗なら特に割引は要りませんので、人気でもここはこの馬を素直に推すことにしたいですね。
2番手は、⑫モンドデラモーレ。
この馬の前走は、まさにレースセンスの塊のようなレースぶりでしたから、精神面さえまともなら、ここも好位から大人びたレースをしてくれるのではないかと考えます。
仮に素材面と将来性で見劣りするところがあったとしても、レースぶりに荒さが残る馬が多いこの相手関係なら、この馬の器用さを武器に戦えば普通に勝負になってしまうのかな、と。
3番手は、②マジックサンズ。
この馬の前走は、前半の位置取りが悪くなって終始大外を回す形となりましたが、最後は力でねじ伏せての完勝。
走破時計が遅いのはさほど気になりませんし、相手が強くなっても互角に戦えるだけの素質を秘めているように見えましたので、本質はマイラーかもしれませんけど、この相手ならこのレース条件でも好勝負に持ち込んでくるのではないか、と。
4番手は、⑩ローレルオーブ。
この馬は、2戦目で馬にスイッチが入って道中の行きっぷりが一変。
その分、折り合いを欠き気味になって楽なレースとはなりませんでしたが、そんな中で最後まで脚を使って勝ち切った点は評価に値するでしょう。
正直、連闘でこの相手関係は厳しいですけど、それでもこの馬の上昇度に目を向ければ、あながち軽視もできない。
そう判断し、最後のひと枠で拾うこととしました。
その他、アスクシュタインは、前2走がマイペースの楽逃げに持ち込んで完勝した格好なんですよね。ここもその気になればハナを切れそうですけど、今のトラックバイアスで前半のラップ構成がタイトになると、終いパッタリと止まってしまう公算が高いとみて今回は割り切って消すことにしました。
マテンロウサンの前走は、変則ラップがドハマりした印象がぬぐえませんので、勝ちっぷりの良さ、全体時計の優秀さを踏まえたとしても、拾い切る対象とはなりませんでした。
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