土曜日の障害戦(6/29)
福島1R オープン
ここは、福島へのコース替わりで一気の前進が見込めそうな馬の出走がありますので、コース適性と開幕週を意識した先行力を重視してシミュレーションを組んでみたいと思います。
中心には、⑭パーカッションを推します。
この馬にとって、新潟コースは明らかに不向き。コース形態的に、舞台が福島に替わって一気の前進が見込めると考えていいのではないでしょうか。
あとは、バンケットの下りをスムーズに走れるかですけど、そこは石神Jならなんとかクリアしてくれるとみます。だとすれば、小倉戦での持ち時計はヴィジュネルよりもこちらが上ですしね。
2番手は、その④ヴィジュネル。
この馬は、前走で2着と好走はしたものの、本来的に新潟が合うタイプではないのではないか、と。
その点、福島コースでは力のあるヴェイルネビュラと僅差の勝負を演じた実績がありますので、人気必至でコスパは微妙でも、最低限この位置には置いておくべきと判断しました。
3番手は、⑬リレーションシップ。
この馬は新潟戦での勝ち上がりとなりましたが、どちらかと言えば福島コースのほうが合うタイプでしょう。
だとすれば、前走からさらなる上積みを見込んでもいいということになりますので、昇級戦でもこれくらいのメンバー構成なら勝負になってもいいのかな、と。
4番手は、⑫テイエムタツマキ。
この馬は、前走で久々の見せ場。ようやく調子が上がってきたとなれば、このメンバ相手に力負けをするほどの力の開きはないと言えますので、鞍上の仕掛けがうまくハマるようなら、一発があっても驚けないのではないでしょうか。
その他、ハートオブアシティは、福島の時計勝負だとまだ少し足りないのではないか、と。
サインオブサクセスに関しては、かなり迷っての時点という評価になります。テイエムタツマキとの比較でこちらを下げた格好にはなりますが、やはり怖いのは怖いですね。
オメガリッチマンは、上昇度を加味すればここでも通用しそうな印象はありますけど、やや乗り難しいところがある馬だけに、この乗り替わりがプラスにはならないと判断して評価を少し下げました。
福島4R 未勝利
ここは、前走で人気を裏切った馬たちの評価が勝負を分けるレースとなりそうです。このレースに関しても、勝負のカギを握るのはコース適性と先行力ということになるのでしょう。
中心には、⑦テンメジャーガールを推します。
この馬は、明らかに新潟コースが不向き。詰めの甘さはこの先もずっとついて回りそうですけど、2走前に好走した福島に舞台が戻れば、今回はシンプルに上位争いまで持ち込んでくる気がしています。
前に馬を置いて控える競馬ができる点も、この組合せではアドバンテージになりそうですし。
2番手は、②ヴァトレニ。
この馬の2走前は、決して得意とは言えない新潟コースで最大限の走りができた結果であり、前走の惨敗こそがこの馬の新潟適性の低さを如実に物語っていると考えていいでしょう。
ということは、舞台が福島に替わるここで一変した走りを見せる可能性が高いということでもあり、これくらいの相手関係ならば、先行策から勝ち負けに持ち込めていいのかな、と。ただ、ハナに行けなかった時の不安がどうしても拭い去れず、その分評価を一列落とした格好にはなりますが、、、
3番手は、①ポピュラーソング。
この馬は、福島の開幕週で単騎逃げを打てるようならワンチャンスあるのでは……という狙いになります。
追い比べになったら甘さを出すのは承知の上、江田勇Jが思い切った逃げの手に出てくれればの期待にはなりますが、意外と控える競馬ができそうな印象もありますので、行くなら行く、控えるなら控えるとはっきりした競馬をしてほしいですね。
4番手は、⑤モンテイゾラ。
この馬に関しては、入障2戦目で大幅な前進が見込めそうな気がしています。
ただ、同型馬が多く評価はここまで。もしも他の鞍上が日和って控えてくれたら一発があってもよさそうですけど……
上位は、ここまでとします。
その他、マイネルコロンブスは福島コースでの時計勝負がどうなのか、と。ここに入れば力上位の存在ですけど、今回はコース適性が低いとみてやや評価を落とした格好になります。