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日曜日の障害戦(8/23)


明日の障害戦は、小倉1Rの未勝利戦ひと鞍。難解なレースではありますが、見どころ満載で面白いレースにはなりそうです。

メンバーを見渡すと、ここは常連組、キャリアの浅い組、初障害組のザックリ3分割できます。初障害組はいつものようにスルーすることにして、常連組とキャリアの浅い組の中で気になる馬について、一頭ずつ評価していくことにしましょう。


まず常連組から見ていくと、直近の成績的に見て、勝負に参加できそうな馬は、⑦シゲルタケノコ、⑪トキメキジュピター 、⑫シゲルアミメキリンの3頭。単純な馬の能力比較だけで言えば、この3頭に大きな力の開きはなさそうです。

ただし、⑪トキメキジュピターは、小野寺Jへの乗り変わりが大幅なマイナス材料。⑫シゲルアミメキリンは、前走でここに出走の⑩スマートアペックスに大差をつけられていて、巻き返しはほぼ困難。この2頭は、はじめからバッサリと斬り捨てようと思います。

残った⑦シゲルタケノコは、一戦ごとにレースぶりに進境を見せていて、道中の立ち回りも上手。前走は、最終障害の着地でつまづく不利もあって、直線で伸びあぐねましたが、レース内容自体はそれほど悲観するものではありませんでした。決め手に欠けるのは事実でも、ここでも大崩れはしないイメージになりますので、馬券圏内の一角に食い込んでくる可能性は十分あると思います。

そのほか、常連組の中で違う観点から注目しておきたいのが、②ジョーカーワイルド。この馬、小野寺Jのお手馬なのですが、ここは五十嵐Jに乗り替わってきたんですよね。

これは絶対に見逃せない鞍上強化であり、レースでも間違いなくパフォーマンスを上げてくるはず。ここのところ使い詰めで、レースぶりに進境も見られない現状ではありますが、一変するならこのレースしかないでしょう。確率は高くありませんが、馬券圏内の一角まで食い込んでくる可能性も頭の片隅には置いておきたいところです。


続いて、キャリアの浅い組。レースぶりから見て、ここで勝負に加われる可能性がありそうな馬は、⑧アドマイヤアゼリ、⑨テイエムチェロキー、⑩スマートアペックスの3頭。①テイエムギフテッドは、2戦目で確実に前進してくるタイプだと見ていますが、さすがに馬券圏内までは難しいかなという評価に落ち着きそうです。

中でも⑧アドマイヤアゼリは、西谷Jから森一馬Jに乗り替わりますし、落馬した前走でも、最終障害を無事にクリアしていれば確実に伸びてくる手応えは残っていましたから、ここは勝ち負けの期待が高いという評価になります。不器用な面があるのも事実なので絶対視までは危険ですが、そこは森一馬Jの手腕に期待ということになるでしょう。

単勝はともかくとして、連軸として中心視されるであろう⑩スマートアペックス。こちらは、おそらく大崩れすることはないでしょう。ただ、前走くらいのパフォーマンスしか示せないとすると、ここは⑧アドマイヤアゼリに先着を許す可能性が高い印象もあります。人気馬ですし、ここでは、馬券的な取り回しが非常に難しい存在ということになってしまいそうですね。

入障初戦で大敗した⑨テイエムチェロキーですが、飛越は無難にクリアしていましたし、レース前半に強い勝ち馬を追いかける形になったのも厳しかったと思います。佐久間Jの連続騎乗なら、ここは単騎逃げになる可能性も高いですし、そうなれば2戦目の一変が期待できるかもしれません。少なくとも前走からの進境は見せてくるはずなので、先物買いという選択もあっていいかなと。小倉コースの適性も高そうに思えますしね。


まとめると、⑧アドマイヤアゼリ、⑩スマートアペックス、⑦シゲルタケノコの3頭が、この順番で有力。狙うなら、全部まとめて負かす可能性もある⑨テイエムチェロキーか、五十嵐Jの騎乗が楽しみな②ジョーカーワイルド。こんな力関係になりますかね。

もし馬券を買うなら、最低でも5頭のうち1頭は消したいので、パドックの気配を確認しつつ、慎重に最終判断を下したいところです。

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