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第26回 ジャパンダートクラシックのみどころ
10/2 大井11R ジャパンダートクラシック
イレギュラーな対応とはなりますが、明日行われるジャパンダートクラシックは、超豪華メンバーが揃った競馬ファン注目の一戦となりましたので、簡単にみどころを紹介しておきたいと思います。
このレース、有力馬が五指に余る非常にレベルの高い戦いとなることはほぼ間違いないでしょう。
ただし当研究所的評価では、勢力図は意外にシンプル。ベースとなる構図は「JBC2歳優駿組 vs. 東京ダービー組」で、この争いにサントノーレがどこまで絡んでこられるかが焦点になると考えればいいのかな、と。
あとは、内枠を引いたラムジェットがどんな立ち回りを見せるのか…や、ラムジェットをはじめとした夏を全休した組がどのような状態でレースを使ってくるのか、このあたりを微調整すればいいのではないでしょうか。
展開的には、徹底先行型こそ不在ではありますが、前々の位置で流れに乗りたい馬が集まった印象ですので、各馬の仕掛けが早め早めになりそうな雰囲気が漂います。
そうすると、最後は底力勝負になると考えるのが自然で、つまるところ強い馬がシンプルに勝つ。そんなレースになるのではないかと考えています。
ということで、中心には⑫サンライズジパングを推します。
この馬に関しては、昨年のJBC2歳優駿でフォーエバーヤングとほぼ互角の内容で走れていますので、臨戦過程の面での優位性が顕著な今回は、ライバルに先着する期待は大きいと考えます。
もちろん東京ダービー組のレベルも侮りがたいものはありますが、「この世代で最もハイレベルな戦いとなったのがJBC2歳優駿である」と考えている以上、当研究所としては、この馬を最上位扱いする以外の結論はあり得ない。そう最終判断しました。
2番手は、 ①フォーエバーヤング。
こちらは目標がまだ先にありますし、臨戦過程上の不利も否めないわけですが、それでもサンライズジパング以外の馬には負けないのではないか、と。
唯一、 ラムジェットが力を出し切った時に接戦となりそうな気はしますけど、相手は内枠を引いて力を出し切れないケースも容易に思い浮かびますので、基本線としては、この馬とサンライズジパングとの一騎打ちになることを期待したいですね。
3番手は、⑥サントノーレ。
正直、この馬をどの位置に置くべきかは最後まで悩んだのですけどね。
フラットに考えて、好位で器用に立ち回れる点は強みとなりそうですし、好枠を引いてロスのない競馬ができそうなことも強調できますので、未知数な部分はありつつも、十分に馬券圏内をうかがえるだけの能力はある。そう最後は判断しました。
4番手は、④ラムジェット。
この馬は、この枠を引いてしまった以上、一旦下げて外に出す以外に作戦がないような気がするのですよね。
なんだかんだ終いは確実に脚を使ってきそうですけど、いかに末脚自慢のこの馬といえども今回は相手が相手ですので、4角で前に有力馬が何頭もいる形で大外一気を決め込むのは、さすがに無理筋に近いのかな、と。
それでも、2,3着まで差し届く絵面も十分に想像はできますので、ならば評価は最後のひと枠あたりが妥当なところ。そう判断しました。
その他、不来方賞2着以下の馬たちだと、このメンバー相手にはさすがにちょっとキツい気がするのですよね。先行力のあるカシマエスパーダには、展開次第でワンチャンスあっても良さそうですが、さすがにそこまでは手を広げられないですし。
東京ダービー組に関しては、ラムジェットの力が一枚抜けていると考えざるを得ません。サトノエピックをはじめとした各馬が高いポテンシャルを有することは重々理解しつつも、判断としてはまとめて全馬ぶった斬るほかありませんでした。
また、そのラムジェットとの比較で、ミッキーファイトをしてもここに入るとやや劣勢なのかな、と。成長力の部分で逆転の余地は残しているのでしょうが、距離適性の部分では逆に差を広げられそうな予感もしますし。
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