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土曜日の障害戦(11/11)~第25回 京都ジャンプステークスのみどころ
京都8R 京都ジャンプステークス
大まかにここは、「概ねGⅢや平場のオープンで安定したパフォーマンスを示している馬たちが、ポテンシャル面だけなら一線級相手でも通用するけれど、スイートスポットが狭く成績にムラがある何頭かの馬と、ここのところ使用頻度が低い京都コースで激突する」という構図となりました。
ただでさえ、このように比較がとても難しいメンバー構成となった中、どの馬も京都コースの経験が浅い、またはまったく経験がない状況でレースに挑んでくるわけですから、このレースの結果を高い精度で完全に読み切ることなど夢のまた夢。これがメンバー全体を見渡した瞬間の、正直な感想と言えるでしょうか。
加えて、先行馬の並びをどう読むかが難しいのと、前走からの上積みを見込みづらい高齢馬が多く出走してきたという事情もありますので、これらの馬たちの評価に関しても、かなり神経を遣わないといけない気が、、、
いずれにしても、ここは仮に同じメンバーで10回レースをやったら、馬券圏内の組み合わせも10通りになりそうな非常に難しいレースですので、どの馬を上位に採るにしても、それなりのリスクを負うことを覚悟しなければならない。そんな理解でいいのかもしれません。
ということで、中心には⑪エコロデュエルを推すことにしました。
強調材料は、3走前に京都で好時計勝ちした実績くらいのものですが、そのレース内容はまさに特筆すべきもの。そんなものすごいレースを初の障害戦でやってのける馬が、このメンバー構成で通用しないはずはないと思うのですよね。
前走は、前々走を控えるレースで勝ち切った分、自分のレースの形を捨てて大敗するという残念な結果になりましたけど、今回、先行策にこだわってレースをすれば、違う結果があってもいいのではないか、と。草野Jの騎乗馬ゆえ、もちろん過度な期待まではできませんが、、、
2番手は、⑨アサクサゲンキ。
この馬は、小倉巧者であるとともに、距離は短ければ短いほどいいタイプ。すなわち、京都コースがベストとは言えないものの、この距離短縮は大きなプラス材料になりますので、他馬との相対的な比較でこの位置。そんな評価となります。
3番手は、⑥マイネルヴァッサー。
この馬は、どんな条件のレースでも自分なりのレースをできるタイプの馬ですので、こういった混戦のレースでこそ、そのストロングポイントが生きるのではないか、と。加えて、鞍上の胆力も魅力ですしね。
ここは、難しすぎるレースですので、あえて上位は3頭に絞ることとしました。
ポテンシャル上位のエイシンクリックにそろそろ障害重賞を……とか、ここが復帰戦となる高田Jを男に……とか、いろいろと思うところはあるのですが、「みどころ解説はあくまでもドライに!」というところは、絶対ブレずに行かないといけませんので。
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