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土曜日の障害戦(1/11)


中京8R 牛若丸ジャンプステークス


ここは、先週の中山新春JSと同様にオープンの特別戦らしいメンバー構成となりました。

今年はイレギュラーな中京開催となりますが、左回り巧者がこのレースを狙って使ってきた印象もありますので、変にこねくり回すことなく、ポテンシャルとコース適性を重視するオーソドックスなアプローチでシミュレーションを組んでいくのが正解。そんな気がしています。

ただまあ、実力差の接近した組合せだけに、ビシッと当て切るところまでは難しそうですけど……


中心には、⑦サイードを推します。

この馬はどちらかというと左回り巧者で、以前はスンナリ先行が好走条件だったものの、ここ最近は勝負どころで動きのあるレースになっても、最後まで諦めずに走れるようになっていますからね。
相手関係的にも、ここなら上位争いの一角を形成することは間違いありませんので、連軸的な信頼感としては、この馬が筆頭になるのかな、と。


2番手は、④リレーションシップ

この馬は、好走実績が新潟コースに偏っている印象ですが、当研究所的な視点で言えば、中京替わりはむしろプラス材料になると考えます。
力的にも、2走前だけ走ればサイードと再度接戦に持ち込めそうですので、これくらいの評価は必要になってくるのかな、と。


3番手は、⑤マイネルエール

この馬は一戦ごとにレース内容が良化していて、いずれオープンでも通用しそうな雰囲気をすでに感じさせますからね。
ともに前受けする形になりそうなヴァトレニとの比較で言えば、こちらのほうがスタミナ面で上回る印象もありますので、前走同様相手に合わせず自分のリズムで早め先頭の競馬をすれば、そこそこ頑張れるのではないか、と。
あとは、コースが中京に替わってどうかでしょう。正直、福島に対する適性が高いので、その点が気がかりではありますが、、、


4番手は、①ビートザレコード

この馬にはまだまだ奥がありそうですし、どんな競馬になっても自分の力は出し切ってくれそうだという意味で、それなりの評価が必要になってくるのではないでしょうか。
ただし、この馬にとってのベストは新潟コース。最後の直線に置き障害が連続する中京コースだと、「エンジンがかかったところがゴール」という可能性はありそうですからね。


ヴァトレニは、新潟よりも中京向きと考えますが、距離延長が明確な課題となるのは間違いありません。マイペースの先行に持ち込めばギリギリ粘り込むシーンがあるかもしれないですけど、マイネルエールの大江原圭Jがちゃんと乗ってくれればこの馬は喰えるのではないか、と。

左回り巧者のハーツシンフォニーは、中京にも良績はありますがどちらかというと新潟がいい馬ではありますからね。力関係的にもやや相手が強い印象があって、いつものとおり他馬の自滅待ちというレースになりそうで、、、

他に関してもまったくのノーチャンスという馬は見当たりませんので、ある程度の割り切りが必要なレースであるとは言えそうです。

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