【1/27,28】ズタボロ&会心の一撃
「時間に余裕がある時」限定にはなりますが、今週からボチボチこんな企画を始めてみたいと思います。
基本、イイトコどりして会心の一撃だけを掲載するのが自己顕示の常套手段ではありますけど、当研究所では「単に都合がいいだけの情報の切り取り」という卑怯な手段は絶対に使いたくないので、原則、明暗1レースずつをピックアップし、反省を兼ねてその中身を掘り下げてみる。そんな内容で投稿することにしました。
☆ズタボロレース
土曜 小倉7R 4歳以上1勝クラス:ダ1,700m
【レース展望】
激流必至の組み合わせ。最後の直線で二段差しの展開まで想定して
【注目馬】
◎ ⑩ブラックサウザー 7番人気12着
この条件なら確実に動ける馬。脚の使いどころを間違えなければ再度好走か
○ ⑨スマートハンター 1番人気9着
自在性があって小倉も得意。差しに回る公算が高いメンバー構成でも狙える
▲ ⑯ポワンキュルミナン 8番人気7着
機動力あり。脚の使いどころが難しいタイプも、ここはハマりそうな予感が
△ ⑧ヤマニンクイッカー 3番人気2着
距離は千七がいい馬。道中の位置取りが課題だが、鞍上とは手が合いそうで
このレースは、レースレベルを読み誤っていた時点で完全ノーチャンスでした。
ハイペースで流れるという想定こそ間違いではありませんでしたけど、勝ち馬は同日の古馬2勝クラス戦を1.5秒も上回る時計で走破し、2着馬でもコンマ5秒上回っているのですから、これでは後ろからくる馬にチャンスがないことは明らかでしたね。
中でも特に問題なのは、圧勝したマイネルカーライルはともかく、好時計の2着と好走したヤマニンクイッカーを一応拾えていた中で、後方からのマクリが持ち味のブラックサウザーを中心視してしまったこと。
つまり、ヤマニンクイッカーを拾えたということは、一定程度こういった展開になることが予想できていたはずなのに、実際は他力本願な脚質の馬を中心視したことになりますので、この思考には明らかな矛盾があるということになります。
こういったヘタレなシミュレーションを組んでいる限りは、どんなに運がこちらに味方したとしても、未来永劫スコアにつながることはありませんので、結果論ではなく、アプローチを導入部分から間違えてしまったことについて、真摯に反省しないといけない……。
そんな非常に恥ずかしい結果となってしまったレースについて、まずは紹介しておきたいと思います。
▼ マガジン「必見!知っておきたい予想力向上のコツ」はこちらから
★会心の一撃
土曜 東京6R 3歳未勝利:芝1,800m
【レース展望】
上位混戦。展開と道中の立ち回りが勝負を大きく左右しそうで
【注目馬】
◎ ⑤ダイシンアポロン 4番人気1着
前々走はドン詰まり、前走は外々ブン回しと敗因はハッキリ。チャンス到来
○ ②バランスダンサー 6番人気2着
距離短縮は歓迎。スンナリ先行なら、展開を味方につけてしぶとく粘り込む
▲ ⑩サツキノジョウ 5番人気4着
レース上手。好位で脚を溜める競馬ができれば、勝ち負けに持ち込めても
△ ④レッドアトレーヴ 3番人気3着
レースセンス上々。好枠、関東圏の競馬と条件が揃い、さらなる上積みが
[配当]
単勝 830円
馬連 6,470円
馬単 11,840円
3連複 9,830円
3連単 75,280円
このレースは、1番人気だったキトゥンヒールのポテンシャルレベルと距離適性をズバッと見抜き、2番人気だったグラウンドビートの気性面での危うさにいち早く気づけていた点でほぼ勝負ありでした。
実際、名前を挙げた4頭が上位4着までを独占したわけですが、対象とした各馬の人気は3~6番人気であり、決して無理矢理ひねり出した注目馬だったわけではありません。
その上で、順位付けがビシッとハマったことにより、単勝、馬単、3連単のボーナスが上乗せされたという感覚とでも言いましょうか。もともとは、馬連と3連複の的中に導ければそれで十分と考えていましたので、結果としてはこれ以上ない理想的な形になったと総括していいでしょう。
ただし大事なのは、少ない購入点数でこういった馬券の的中を目指すこと。今回のケースでいうと、単勝は1点、馬単、馬連は2,3点、3連複は3,4点、3連単は4点かせいぜい6点の購入点数で収まるはず。
それくらいのレベルまで絞りに絞り込んで各券種を総取りできると、それこそ年間回収率の向上という目標に向け圧倒的な破壊力を発揮するのだということが、皆さんにしっかり伝わればいいな、と。
▼ マガジン「初公開!誰でもわかる馬券力向上の極意」はこちらから