月曜日の障害戦(1/13)
中山4R 未勝利
ここは、実力が拮抗する非常に面白い組合せとなりましたので、障害未勝利戦としては稀に見るほどの大激戦となりそうな予感がします。
その分、予想はむちゃくちゃ難しいですけど、それ相応のレベルでの激戦になるのなら、頭を抱えるレベルの難解さもむしろ歓迎したいですね。
このレースでポイントになるのは、前走ルレーヴドゥリリ組の置きどころ。シンプルにこの組を上位に採るのか、それとも他路線組を重視するのかで明暗がはっきり分かれそうですので、そこの部分に集中してシミュレーションを組んで行こうと思います。
中心には、④ラエールを推します。
この馬は一戦ごとにレースぶりが安定してきていますし、前走で馬体が増えていたことも好材料。前走時計は決して安心できるレベルにはありませんけど、中山コースを経験できたことは大きなプラス材料と捉えていいのではないでしょうか。
メンバー構成的にも、ここはスッと好位置をキープできそうですので、抜けて強いというほどではなくとも、信頼度はこの馬が一番というシンプルな結論に落ち着きました。
2番手は、⑨アンノウンウォリア。
この馬の前走は、水濠でトモを落としたり着地で減速したりと、いかにも初障害というレースぶりでしたが、道中はリズムよく追走できていて、障害馬としての素質を十分に感じさせる走りはできていたと思います。
また、そんなこんながあった中でラエールと1秒9差だったことを考えると、ここは逆転の可能性まで視野に入ってきますので、置きどころとしてはこの位置でいいのかな、と。
3番手は、⑧ナムラドーギー。
この馬は、前走でアンノウンウォリアと終始つばぜり合いを演じ、着差もないに等しいレベルで完走。五十嵐Jの継続騎乗が叶わなかったのは痛いですが、小牧加Jが乗れるなら大きな割引は要らないでしょう。
あとは、アンノウンウォリアとまたしても隣の枠に入ったことにより、両馬が道中で再度干渉しないかは心配ですけど、お互いにうまくやりくりできるようなら、上位争いの一角には喰い込んでくるのかな、と。
4番手は、①テイエムマジック。
この馬は、平地時代からの一本調子が入障後も一向に改善されませんが、好枠を引いてインでうまく脚が溜まるようだと、上位争いに喰い込んでくる可能性を十分に秘めていると考えます。
コースロスを減らすことに長けた難波Jの騎乗というのも心強く、勝つまではどうかですが善戦以上があっても特に驚きはないな、と。
カルマンフィルターは、ここを勝てるだけの力はあると考えていますが、草野Jのエスコートだと、どうしても道中でロスをつくることになりますからね。こうした混戦模様のレースでは、ほんのちょっとの立ち回りの差が着順に直結するものですので、ここは鞍上面を嫌って選外としました。
オステリアは、飛越が安定していて常に堅実に走ってくるタイプですけど、その反面、ジリっぽくてとにかく決め手に欠ける馬ですからね。おそらくここも4角では勝負圏内にいるのでしょうが、そこからのひと伸びを欠くと決め打って消してしまってもいいのかな、と。
フジフォンテは、ここも他馬の自滅待ちのレースになりそうですし、メンバーレベル的にここではやや力が見劣る気がしています。