週末の障害戦概要版(11/2,3)
おかげさまで体調はすっかり回復したのですが、たまっている仕事を片付けるのに大苦戦中のため、恐縮ながら今週も概要版でお届けします。
障害戦のみどころ解説につきましては、通常運転に戻るまでもう少々お待ちください。
土曜 東京8R 秋陽ジャンプステークス
なにはさておき、このコースは枠順がとにかく大事になるのですけれど、今年は少頭数になった分、この点については過度に神経質にならなくていいのかもしれません。
メンバーレベルとしては、出走8頭中5頭にオープン勝ちの実績があって、そのうちの2頭は重賞でも好走実績がありますので、少頭数ながら概ね例年並みくらいの水準にはあるのだろうと考えていいでしょう。
あとは、コース適性やジョッキーとの相性などについて、最終的にどう判断するか、、、ですね。
前走で外枠の不利を克服して3着と好走したヴェイルネビュラは、普通に考えると中心視に値する馬と言えますが、その中で草野Jへの乗り替わりをどの程度割り引くかの判断がカギとなりそうですし、、、
前走で初重賞制覇を飾ったサペラヴィは、過去2年におけるこのレースでの成績が振るわないことをどう捉えるか……
などなど、あれこれ難しい判断を強いられる場面には事欠かない印象も否めません。
実績的に見劣りするニンギルスとプラチナドリームにしても、馬券圏内の可能性すらないと決めつけられるほど弱い馬ではありませんので、ぶっちゃけこのレースを完ぺきに当て切るのは相当難しいのかな、と。
日曜 福島4R 未勝利
ここは、馬券圏内の実績がある3頭が上位人気となりそうな組合せとなりましたが、3頭とも抜けて強いという印象がないだけに、他馬の馬券圏内喰い込みにも一定程度注意を払ったほうがいいでしょう。
とは言え、いかにアクシデントが多い福島コースといえども、人気3頭が揃って馬券圏内から去る可能性は極めて低いという印象もあって、最終的にはいかにして対象馬を上手に絞り込めるかの勝負に。
つまり、各競馬ファンの馬券力が問われるレースとなりそうですね。
日曜 福島5R 未勝利
ここは、4R以上に混沌としたレースになりそうです。
人気は3頭に集まりそうですが、サラフィエルは気性難があって力を出し切れるのか不安が先立ちますし、テンメジャーガールは飛越に難があって詰めも甘い……。
さらにバーンパッションは、器用さを問われる福島コースが合いそうな印象ですけど、バンケットの下りをこなせるかは未知数で、しかも決定的に詰めが甘いときていますからね。
まあ、さすがに3頭揃って圏外ということはないのかもしれませんが、伏兵陣との力差はさほど大きくないという印象もありますので、一定程度は紛れることを視野に入れつつ、幅広な視野をもって馬券作戦を組み立てるほうがいいのかもしれません。