土曜日の障害戦(3/16)
都合により、土曜分は枠順確定前の投稿となります。どうかご容赦くださいませ。
中山8R ペガサスジャンプステークス
ここは、来月行われる中山グランドジャンプへのステップレースという位置づけを兼ねていることもあって、今年も例年どおり「オープン特別以上、重賞以下」というメンバーが揃いました。
前受けしたい馬が少なくとも3頭はいて、展開面が重要なカギを握りそうですが、力差がそれなりに大きい組合せではありますので、順番はともかく上位人気馬が総崩れとなるシーンはちょっと考えづらいですね。
中心には、ビレッジイーグルを推します。
この馬は、なかなか自分の形でレースを進められないレースが続いていますが、型にハマれば中山グランドジャンプ本番でもワンチャンスあっていいくらいの馬ですから、ここでは比較上位と考えるのが自然でしょう。
あとは展開面ですけど、今はハナにこだわらなくても力を出せるようになっていますので、ザメイダン、ギガバッケンの2頭と下手なケンカはしないはず。あとはひたすらそう祈るしかありません。
2番手は、ギガバッケン。
この馬は、成績だけを見ると福島巧者という印象しかないのですけれど、7走前のイルミネJSの惜しいレースぶりを振り返ってみれば、中山が合わないわけではないとよくわかるのですよね。
気性的に揉まれ弱いところがあるだけに、惨敗含みは当然覚悟の上。前開催の小倉で伴Jにやられまくった反省を活かし、ここはこの位置に置いてみることとします。
3番手は、サンデイビス。
この馬は長距離に適性がありますので、仮にここで再度好走するようなら、実は「本番でもちょっと面白いところがあるんじゃないか」と思っているのですよね。
ただしここは井上Jに乗り替わりますので、上野Jと同等のエスコートまでは期待できない点をどう評価するかですけど、当然一定の割り引きは必要ながら、流れに乗ってレースをすればソコソコ走れるんじゃないか、と。
4番手は、アサクサゲンキ。
この馬の前走は、ハナへ行ったことが一元的な敗因と考えていいのでしょう。
正直、そろそろ年齢的な衰えが心配になる時期ですし、人気と期待値のバランスがどうなのかという課題が常に隣り合わせなのですけれど、消してしまうまではさすがにちょっとやり過ぎなのかな、と。
その他、ロスコフは年齢的にまだまだ上積みが見込めますし、力もこれくらいのメンバー構成なら通用しそうですけど、舞台が中山に替わって、草野Jがいつもどおりロスの多い立ち回りをしてきた時にはたしてどうなのか。その点が最後まで引っ掛かったので、アサクサゲンキとどちらを最後のひと枠に採るか悩んだところもありつつ、最後はこちらを選外とした次第です。
ザメイダンは、さすがに前走のような楽逃げにはならないでしょうから、ここは「ビレッジイーグルの徹底マークに遭って厳しいレースになる」と決め打ちました。
グレートバローズは、道中でマクって早め先頭が最も力を出し切れるパターンですが、ビレッジイーグルを相手にその芸当をやるのは簡単でないのではないか、と。普通に差すレースもできる馬ですけど、それだとあまり追ってから味がありませんしね。
ナリノモンターニュは、前2走がやや相手関係に恵まれていた印象が強かったので、相手強化のここでは、まだ少しだけ力不足なのではないか、と。