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日曜日の障害戦(9/6)

明日は、小倉で未勝利戦がひと鞍組まれています。台風接近で馬場コンディションが心配ではありますが、極端には悪化することはないだろうという仮定の下、見どころを解説していきます。


9月6日(日) 小倉1R


ここは、「ニシノベイオウルフ組 対 スマートアペックス組」という基本構図に、入障2戦目となる別路線組と平地力がある初障害組がどう馬券に絡んで来るかが焦点になります。

走破時計に着目すると、ニシノベイオウルフ組の方が秒単位の差をつけて圧倒的に優勢。ただ、スマートアペックス組は超スローペースだったことが大きく全体時計に影響しているので、大幅に時計を短縮してくる馬がいてもおかしくはない。そんな評価になると思います。

そこで、まずはニシノベイオウルフ組の中から有力馬を取り上げるとすると、当時の2,3,4着馬である⑥ミッキーブラック⑤ケンホファヴァルト⑧ディードの3頭になります。ただし、いつも言っているように、ディードはすでに底が割れている印象もあって、大崩れはしなくとも馬券を買うイメージにはなりません。一方でミッキーブラックとケンホファヴァルト2頭は、ここでも馬券に絡んでくる可能性が高いと素直に評価していいと思います。

次に、スマートアペックス組の中で大きく前進してきそうなのが、③テイエムグッドマン。前走が初障害戦だったこともあって、やや飛越が慎重になったところで位置を下げるロスもありましたが、こういうタイプの馬は、2戦目での大きな上積みを期待できるので、おそらくかなり時計を短縮してくることが予想されます。そうすると、馬券圏内に絡んでくる可能性も十分という評価になりますね。

別路線組で前進が期待できそうなのは、⑦ピボットポイントでしょう。初障害となった前走でも、飛越は安心して観ていられたのですが、やや飛越が高くスピードが落ちるところもありました。また、この馬には馬場悪化が堪えていたフシもあるので、前回よりマシな馬場で走れそうな今回は、勝負圏内に絡んできても全く驚きません。


馬券の対象としては、⑥ミッキーブラック、⑤ケンホファヴァルト、③テイエムグッドマン、⑦ピボットポイントの4頭までは少なくとも絞りたいですね。

この中で順番を付けるとすれば、筆頭は素直に⑥ミッキーブラックでいいと思います。初障害となった前走は、一台目の着地で躓き、二台目は右に斜飛して少なくないロスがありましたが、襷以降は飛越も安定し、実にセンスのいいレースぶりを見せてくれました。今回も、一台目をスムーズにクリアできるかは課題になりますが、それ以外は死角らしい死角が見つからないので、ここは勝ち切る公算が最も高いという評価でいいでしょう。

二番手も、素直に⑤ケンホファヴァルトが優勢という評価になります。この馬は、前々走で見せた飛越の不安定さを前走で解消できたにもかかわらず、それでいて、当時初障害だった⑥ミッキーブラックに先着を許したのは情けないと言えばそうなのですが、それでもこのメンバーに入れば、人気でも相対的に上位の位置づけにせざるをえないでしょう。

③テイエムグッドマンと⑦ピボットポイントは、甲乙つけがたい評価になりますが、若干③テイエムグッドマンを上に取るイメージになるでしょうか。さすがに⑥ミッキーブラックを負かすところまでは期待できないけれど、なんとか⑧ディードには先着してもらって、あわよくば安定感に疑問のある⑤ケンホファヴァルトを喰ってしまったら最高の結果。そんな評価分布になると考えています。


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