競馬力とは何か?
競馬力、馬券力、予想力…
昨今、競馬予想の世界では多様な言葉が混在していて、それぞれの意味が
分かりづらくなっているように感じます。
でも、僕なりの定義は、至ってシンプル。
図式は、こうなります。
競馬力 = 予想力 × 馬券力
ここで言う予想力とは…
情報を整理して、レース全体をシミュレーションする力
馬券力とは…
極力、無駄馬券を減らし、効率的に馬券を購入する力
どうでしょう。とってもシンプルですよね。
でも、いきなりこんなシンプルなをネタを投稿すると、「何をいまさら!」「そんなの当たり前じゃないか!」とお叱りを受けるかもしれません。
ただ、僕の経験上、こうした基本をすっ飛ばし、難しいことばかりに頭を悩ませている競馬ファンの方って、意外と少なくないように感じます。
この図式を改めてきちんと理解することは、競馬力を向上させるための1丁目1番地となる。
僕は、率直にそう思っています。
せっかくなので、釈迦に説法を承知でもう少し続けることにしましょう。
簡単に言うと、予想力が高まれば的中率が上昇し、馬券力が高まれば回収率が上昇するという対応関係があります。
まずは、その基本をしっかりと押さえておきたいところですね。
次に注目してもらいたいのは、 「競馬力 = 予想力 + 馬券力」ではなく、「競馬力 = 予想力 × 馬券力」であるところ。
もし、「+」が正しいとすれば、予想力と馬券力のどちらか一方に課題があったとしても、もう一方が飛び抜けて優れていれば、高い競馬力を有することになってしまいます。
でも、現実は、そうはならない。
予想力、馬券力とも、ある一定のレベル以上のところにないと、高い競馬力を獲得することはできないのです。
だから、「+」ではなく、「×」なんですね。
その理由は、"予想力と馬券力の間にも相関関係が存在する"ところにあります。
精度の高い予想ができなければ、効率的に馬券を買うことが難しくなるのは当然のこと。
ちょっと逆説的な言い回しになりますが、「軸馬を決めて馬単総流し」とか「馬連5頭BOX」なんて馬券を買ってしまう人は、予想の精度が低いから、バラバラと無駄な馬券をたくさん買う結果になってしまっているわけです。
こういったケースでは、予想力を高めることを先にやらないと、馬券力を高めることは困難であると言えるでしょう。
いかがでしたか?
ここまで、競馬力とは何か、さわりだけ簡単に説明してみました。
なんとなくでも、僕が言いたいことが伝わっていればいいのですが…
今日のところは、ひとまずここまでにしておきましょう。競馬力に関する話は、これからも順次、発信していこうと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いします!