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土曜日の障害戦(11/16)


福島4R 未勝利


ここは、前走で馬券圏内に喰い込んだ馬が複数並んでいて、一見すると未勝利戦としてはそこそこのレベルに見えてしまうのですけれど、その内実は着順ほどの価値を示した馬が不在なのであり、大枠では低レベル戦の枠に収まってくるのだろうと考えます。

そうすると、前走の走破時計が超絶に遅くとも、レース慣れしてそれなりに時計が詰まってきそうな馬にもチャンスがあるということになりますので、
特にコース適性の部分には注意を払いつつ、最後は上手にバランスを取りながら結論を導き出さないと苦しい勝負になることは避けられないでしょう。

う~ん、このレース、かなり難解ですね。


中心には、⑫マイネルエールを推します。

この馬は、先行力があってレースぶりに安定感がありますし、前走で福島コースを経験している点も強調できるでしょう。
高いレベルで言えば追ってからが甘いのは確かで、スローペースにお付き合いしての決め手比べなんぞになると、詰めの甘さを露呈するシーンも目には浮かびますが、その点を差し引いて考えても、好走期待値という意味ではこの馬が一番という評価でいいような気がしています。


2番手は、⑪タロントゥーズ

この馬の前走は、超絶に走破時計が遅い3着でしたが、レースぶりという意味では大きな進境を見せていましたし、想像どおり本質的には新潟向きでないという部分を露呈したのもあったように思われます。
その点、舞台が福島に替わるのは大歓迎で、キャリアが浅い分、まだまだパフォーマンスアップを見込めそうですから、ここはシンプルに上位争いを期待していいのではないか、と。


3番手は、④モーソンピーク

この馬は、なかなか飛越が上達してこない印象がありますし、不器用で小脚が使えない分、バンケットの下りに課題を残す現状ではありますが、その分を差し引いてもこの相手関係なら侮れないのではないか、と。
勝ち馬を除くデビュー戦で先着を許した3頭が、その後揃って未勝利戦を勝ち上がっているという事実も、この馬を後押しするデータにはなるのでしょうし。


4番手は、①ラエール

この馬の前走は、道中でハミを噛んだり、飛越の際にスムーズさを欠いたりといかにも障害初戦というレース内容に終始しましたが、それでも最後までしっかりと脚を使えていた点は評価してもいいでしょう。
また、入障2戦目で大きな上積みが見込めることを考慮に入れるならば、ウインエタンセルを逆転することは最低条件。さらに道中をスムーズに運べれば、勝ち負けのラインまで視野に入ってきそうですが、福島コースとの相性がどうなのかというところに若干の疑問が残るため、評価としてはこの位置となりました。


その他、ウインエタンセルに関しては、得意の新潟コース、超絶に貧弱なメンバー構成でやっとこの2着だった前走内容を振り返るならば、ここは危険な人気馬扱いでビシッと消していいのかな、と。

アルマドラードは、1月の小倉戦だけ走れは通用の力はあるのですが、その後の福島の2戦が内容ひと息でしたので、ここはあえて静観することにしました。

プラチナムレイアーは、福島コースとの相性は良く、馬券圏内突入も十分にあり得ると思いますが、前走におけるマイネルエールとの差は決定的と思われますので、今回は掲示板の下のほうまでと割り切ることにします。


福島5R オープン


ここは、各馬のポテンシャルを比較するための正確なものさしがなく、人気薄の馬を含めた大乱戦となる可能性もありそうです。

こんなレースは、どうせ当たらないのなら…と目をつむってフルスイングを仕掛け、三球三振OKと割り切って臨まないと、何も得られずにレースが終わってしまう気がします。


中心には、⑧ヤップヤップヤップを推します。

この馬は、過去にこのレース条件で好成績を挙げていて、先着を許した相手もマイネルヴァッサー、オメガエリタージュ、グレートバローズというオープンでも上位ランクに位置づけられる馬たちですからね。
正直、ワンパンチ欠く印象のある馬ではありますが、得意のレース条件で今回の相手関係なら、上位争いは必至と考えていいのではないでしょうか。


2番手は、⑥ニシノパプルブリリ

この馬は、障害戦のキャリアが浅くまだまだ上積みが見込めそうですし、このレース条件も悪くはないと見ています。
問題は、伴Jから井上Jに乗り替わってどこまでパフォーマンスを落とすのかですが、ここはマイペースで追走していれば勝手に展開がハマりそうなメンバー構成でもありますので、割引幅はそれなりでも大丈夫なのかな、と。


3番手は、③ローディアマント

この馬は、距離延長に難なく対応できるタイプでこの条件ならガイフウカイセイを逆転できそうですし、相手関係的にも、昇級初戦になることを過度に不安視する必要はないのかな、と。
ただ、この馬も伴Jからの乗り替わりで、金子Jが消極的な立ち回りに終始すると差し届かずもありそうですから、最終的にはその点を割り引いてこの位置となりました。


4番手は、②ザレストノーウェア

この馬は、間違いなく福島巧者であると断言できますし、ブリンカー着用後はレースぶりもだいぶ安定してきましたので、この相手関係なら馬券圏内喰い込みがあっても驚けないな、と。
長期休養明け、坂口Jのテン乗りと悪条件が重なる分、過度な期待まではできませんけど。


その他、実績上位のアランデルは、福島で未勝利勝ちはあるものの本質的には小倉向きという評価をしていて、またここは距離がやや長い印象もあったので、あっさりやられても仕方がないと割り切って消すことにしました。


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