2023_中京記念の回顧
今週も、週末に行われた重賞レースについて、簡単に振り返っていくことにしましょう。
日曜 中京11R 中京記念
ここは、注文を付けて逃げの手に出たセルバーグが、得意とする消耗戦に持ち込んで見事に重賞初勝利を飾りました。
この馬は控えても競馬はできる馬ですけど、やはりハナに行って自分でレースをつくったほうが結果が出やすい馬であることは間違いありませんので、その意味では、松山Jの作戦勝ちと言えるのかもしれません。
2着ディヴィーナは、パドックでどっしりと落ち着いていて、「これはもう完全に復調したな」と確信できるデキ。ただ、決して得意とは言えない消耗戦になって、外から長く脚を使わされる形になった分、最後は前と脚色が同じになってしまったという感じでしたね。
3着ルージュスティリアは、馬の後ろに入れて折り合いをつけるまでに多少のロスがありましたが、その後は馬場のいいところをスムーズに走れていましたので、ほぼ力を出し切ってのこの着順と評価すべきでしょう。
9着シュリは、ハナに行き切れなかった割には大きく崩れませんでしたので、この先、関屋記念かどこかで穴を開けるイメージは持っておいたほうが良さそうです。
15着ベジャールは、重賞で大きく出遅れてはさすがに勝負になりません。ここ最近、菅原明Jがゲートで失敗するケースが増えているので、そこは注意しておかないと……ですね。
◎ディヴィーナ → 2番人気2着
○セルバーグ → 8番人気1着
▲シュリ → 13番人気9着
△ベジャール → 10番人気15着
自己評価 90/100点
まさに的中してビックリ!
よくぞこの難しいレースをズバッと当てたな、と。
上位に評価した2頭でのワンツーフィニッシュなら、順番が逆だとか贅沢は言っていられませんので、まずは素直に「自分を褒めたい」ですね(笑)。
それでは引き続き、「本気の競馬力向上研究所」をどうぞよろしくお願いいたします!