土曜日の障害戦(10/10)
今週の障害戦は、土曜日に2鞍、日曜日1鞍が、ともに新潟競馬場で組まれています。
今日はまず、明日土曜日に行われる2つのレースの見どころについて、解説していきたいと思います。
新潟1R未勝利
ここは、初障害馬の中にも素質がありそうな馬もいますが、いつもどおり、既走馬を対象として見どころを解説していきます。
ここは、おそらく人気になるであろう④モザイクと⑥エミーリオに、①ハーツフェルトがどこまで迫れるかが大きな焦点になるでしょう。
まずは、一番人気になりそうな⑥エミーリオ。前走は、自分から動いて勝ちに行ったら甘くなったように、ここで断然上位と言えるほどの抜きん出た存在ではありません。それでも、新潟適性は高いですし、上野Jへの乗り変わりもプラス材料ですから、大崩れはしないはず。勝つ確率が一番ではないけれど、馬券圏内の可能性はかなり高いと言っていいでしょう。
続いて、④モザイク。入障2戦目となった前走は、ちょっと期待外れの印象もありましたが、おそらく小倉よりも新潟に適性があるはず。メンバーも手薄ですし、ここは順当に勝ち負けに持ち込んでくるイメージでいいと思います。さらなる上がり目を考慮すれば、⑥エミーリオを負かす可能性も大と考えていいと思います。
①ハーツフェルトは、前走で力を出し切れなかった⑥エミーリオにも先着できなかったことを考えれば、3番手評価までとなるでしょう。ただし、この馬はかなり新潟適性が高そうなイメージもあるので、逆転まで含んでおく必要はあるかなと思います。森一馬Jですし、上位2頭の馬連1点買いはちょっと危険かなという印象もありますね。
もしこの3頭を負かすとすれば初障害組でしょうが、そこはいつもどおり、来たらゴメンナサイでいいのではないでしょうか。
新潟4Rオープン
ここは、展開も微妙で紛れがありそうな組み合わせですが、素直な比較で行けば中心は⑩マーニでいいと思います。
⑩マーニに関しては、これまでも記事の中でしばしば触れてきましたので重複は避けますが、ここは単純に相手関係が有利ですし、自在性のある脚質にも好感が持てるので、大崩れするイメージは湧きませんね。勝つ確率も、馬券圏内の確率もこの馬が一番という評価でいいでしょう。
2番手はかなり難しいですが、⑤ファイアプルーフを抜擢。前々走の新潟ジャンプSだけ走れば、ここは馬券圏内という計算は成り立ちます。地味で人気になりにくいタイプではありますけど、ここは狙って面白い一頭ではあると思います。
3番手は⑭メイショウゴウリキ。ワンパンチ足りないのは事実でも、このメンバーなら今回も上位には顔を出してきそうです。
その他、前走コウユーホクト組は、レースレベルが疑問で消し。人気になりそうな⑦シングルアップも、新潟コースがプラスに作用するイメージもないのであえて買う必要もなさそう。ちなみにこういう鉄砲玉タイプは、森一馬Jの神通力も半減してしまうので。①ダノンロッソと②アスターブリザードは能力的にはギリギリ足りそうでも、休み明けや人気とのバランスを考えれば無理に手を延ばす必要もないでしょう。
おお、自然に3頭まで絞れちゃいましたね。しかも人気的にも面白そう。まあ相手はともかくとしても、マーニにはここをしっかりと勝ち切ってもらって、今後はさらに強いメンバーとしのぎを削ってもらいたいですね。
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