週末の障害戦回顧(10/26,27)
土曜 新潟1R オープン
ここは、先行馬が揃ってハイペース必至かと思っていたところ、多くの先行馬がヘタレなレースメイクをしたことで、まさかまさかのスローペース&凡戦となってしまいました。
勝ったインプレスは、展開に恵まれなかった中でも得意の新潟では力が完全に一枚上だった。そんなレースだったと思います。
この馬、明らかに「新潟オンリー」と言ってもいいくらいのコース巧者ですから、次走以降、別のコースではたしてどんな走りをみせるのか、先々を見据えてよ~く注視しておくべきなのかな、と。
2着ヴァトレニは、ペースに恵まれての好走というほかないでしょう。
この結果を受けても、この馬が新潟巧者であるなどとはまったくもって思いませんので、むしろコースが替わってパフォーマンスアップするかもしれない。そんな想定をしておきたいですね。
3着スマッシャーは、高田Jがほぼ完ぺきに立ち回ってきた分だけギリギリ馬券圏内を確保できた。そんなレースだったと思います。
4着ウインチェレステは、またしても展開負け。
新潟コースは間違いなく合っているだけに、ここまで噛み合わないレースが続くのは不運としか言いようがありません。
5着スピアヘッドにとっても、この馬の強みを生かすにはペースが遅すぎた印象でした。悪くない走りはできているんですけどね。
7着シャンドゥレールは、前走と同じだけ走れれば楽に勝ち負けだったはずなんですけどね。
簡単にそうならないところが、競馬の難しさでしょう。
土曜 新潟4R 未勝利
ここは、戦前に想像したとおりまさに「トーセンアウローラ一強」というレースでした。
勝ったトーセンアウローラは、相変わらず右に斜飛する癖が治りませんが、以前よりはだいぶマシになった分だけ、安定して走れるようになった印象もありました。
2着ウインエタンセルは、夏場よりも体調面が良化していた分だけ、なんとか2着は確保できた。そんなレースでした。
ただし走破時計は平凡で、レースぶりにも大した前進はありませんでしたので、次走もそれなりの人気にはなりそうですけど、まずは疑ってかかりたい馬ではあるのかな、と。
3着ラエールは、ひとまず次につながるレースはできたように思います。
日曜 新潟4R 未勝利
ここは、ジョギングレベルのドスロー戦に。その影響で、前受けした馬にしかチャンスのない大凡戦となりました。
勝ったテクネチウムは、スタミナ面に抱えていて新潟が向くタイプではないのですが、それでも前半をこれだけ楽なペースで行かせてもらえば、残って当然というレースだったと思います。
2着トーセンヴァンノは、休み明けで完調にはひと息というデキに映りましたが、全体のレースレベルが下がったことによって、障害戦2度目の連対を果たす結果となりました。
3着ソルドラードは、休み明けの分、飛越がかなり雑になってしまいましたので、こうなると終いが甘くなるのも致し方なかったように思います。
それでは引き続き、「本気の競馬力向上研究所」をどうぞよろしくお願いいたします。