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月曜日の障害戦(9/20)

明日は、中山で未勝利戦が行われます。

ここは、西村太一Jが障害初参戦となりますし、序盤の位置取り争いもし烈になりそうで、低レベルの未勝利戦ながら、みどころの多いレースにはなりそうですね。

それでは、早速、レースの見どころを解説していくことにしましょう。

中山1R 未勝利


まず、このレース序盤のポイントは、①ナムラタイガー、④プラチナポセイドン、⑤モルゲンロートのハナ争いになるでしょう。

ナムラタイガーが最内枠から主張していくことはほぼ間違いないのですが、途中からでもハナを奪いたいモルゲンロートの大江原Jがどの程度競りかけていくのか、また、プラチナポセイドンが上野Jに乗り替わってうまく折り合いを付けられのるか、このあたりがポイントになりますね。

上野Jの特性として、初騎乗時には、より慎重に乗る傾向が強いので、ゲートをソロっと出すとか何らかの工夫を施してくる可能性もあります。そうすると、特に大江原Jの意識が重要になってくるのですけれど、モルゲンロートにとっては、番手だと持ち味が生きず、ハナに行くには道中でかなり脚を使わされることになるので、ちょっと八方塞がりの感もあって……。

つまり、この3頭の中で馬券に絡む可能性があるとすれば、厳しい展開を凌ぎ切った時のナムラタイガーだけということになりそうですね。


ただ、いずれにしても、序盤の攻防は激しくなりそうですから、ここは先行各馬の後ろで器用に立ち回れそうな⑬マンハッタンロックを中心視でいいと思います。本来、外枠は不利なんですけど、道中で馬群がバラけそうなここは、枠が大きな不利になることはないと考えています。

この馬、前走の走破時計は遅いですけど、これは道中のペースが遅すぎただけで、レースぶりに関しては、最後まで能力の高いイッツリットに離されなかったのは立派でした。まだ飛越に危ういところもあったので、使った上積みも大きいでしょうから、ここは順当に勝ち上がってくれる可能性が高いように思います。黒岩Jには、是非とも阪神ジャンプSの汚名返上を期待したいですね。


相手は、①ナムラタイガーにします。

上記のとおり、ここは厳しい展開になることが予想されるわけですが、それでも、この馬はいかにも中山が向きそうなタイプでもあるので、中村Jが他馬に競りかけられても譲らないという強い気持ちを持って乗れば、最後、脚が上がりながらもギリギリ粘り込めるんじゃないか、と。もちろん大敗のリスクはありますが、4着もしんがり負けも同じ不的中には変わりがないので、そこは割り切りが大事だと思います。


3番手は、⑪サンライズアキレス

前走を見ると、やはり熊沢Jとの相性は抜群ですし、中山替わりも特にマイナスにはならないはず。行き脚がなく、道中の位置取りがどうしても後ろになる分、ここは3番手評価にしましたが、よりタイトに流れれば、自然とこの馬の着順も上がってくるイメージでいいように思います。2番手評価のナムラタイガーとは、ほぼ同格の扱いでいいでしょう。


取り上げるのは、ここまで。

⑤モルゲンロートは、レース前から八方塞がりの感が強いので、長期休養明け云々を別にしても消し。

⑦ビッグスコールの2走前の3着は、かなり恵まれたもの。オッズ的には、西村太一J障害戦初騎乗のご祝儀相場があるかもしれないですけど、ここではやや足りないと見ます。

⑨ホウオウアクセルは、ここに入れば能力は上位ですが、以前から書き続けているように、基本、スローペースの差し馬。かなりタイトなペースになりそうなここは、追走に汲々としてしまって、終いチョロチョロ伸びてくるところまでかな、と。

⑭ビップデヴィットは、持ち時計上位で一戦ごとにレースぶりも上昇しているのですが、どうしても最後のところでひと脚足りない印象なんですよね。ここも、五十嵐Jがうまい立ち回りを見せてきそうですけど、今までどおり、最後のところで詰め切れないと判断しました。

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