ラッコのうわさ
写真展「ガラスの向こうのラッコたち」連動記事です。
※ 9月30日までMITTS COFEE STAND(名古屋市中区)で展示させていただいています。
「ラッコは日本の水族館にあと7頭しかいないって、知ってる?」
だれでも知ってる人気者。でも、そんなラッコたちと水族園館で会える機会は、徐々に減っています。寂しい…。
今、日本でラッコを飼育している水族園館は5カ所。7頭のラッコたちが、そこで暮しています。
今年3月にも、新潟市水族館 マリンピア日本海のクータンが18歳で亡くなりました。「ガラスの向こうのラッコたち」では、クータンの写真も展示させていただいています。
(とても寂しいことに、写真展が開催期間の9月にのとじま水族館のラスカも老衰で亡くなりました。ご冥福をお祈りします。ありがとう)
差し出された輪っかをキャッチするクータン
「かわいさの裏側にある、生きるためのつよさを知ってる?」
もぐもぐと一生懸命に貝やイカを頬張る姿。顔から尻尾の先まで丁寧に毛繕いする姿。
たまらなく愛らしくて、見る人は思わず笑顔に。
でも実は、そんな仕草のひとつひとつは、ラッコたちが冷たい海で生きていくために身につけてきたもの。
ガラスの向こうに見える「かわいい」の裏側に一歩踏みこんでみたら、もっと惹かれる、つよく生きるラッコと出会えるかも。わたしは「カッコいい」動物だなって思うんです。
「ラッコは絶滅危惧種だって知ってる?」
ラッコは日本国内でも、国際的にも、絶滅危惧種に数えられています。
ラッコがその数を減らしてきた背景をみると、そこには大航海時代から20世期まで続く人間による乱獲の歴史が。
たくさんの動物たちと、私たちはどう一緒に生きていくのか。ラッコを知ると、そんなテーマへの視野も開けてきます。
大好きな動物たちとこれからも出会える世の中でありますように。みなさんも一緒に考えてみませんか?
RACCOLABOは、ラッコを、動物たちを、想う人の輪を広げるために、様々な場づくりや発信を行っています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今はなかなか場をつくることができませんが、今後イベントに関する情報もこのnoteで発信していきます。引き続きチェックしていただけましたら嬉しいです。
Bring you pleasure.
明日に楽しみを呼ぶ、楽呼な日々を。
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