見出し画像

RACでのプロボノ体験記〜とある育休コンサルタント編〜

【自己紹介】


6月~9月まで、社会人プロボノとしてRACさんに関わらせていただいたなかきょんです!
年齢はアラサー、普段はコンサルタントとして働いておりますが、今年春に長女を出産して現在は育休中です。

画像1

【RACさんに興味をもったきっかけ】


実は二年ほど前、とあるイベントがきっかけでRACさんのことは知っていました。「里親」というキーワードで活動中されている団体だという認識でしたが、当時はまだ独身で子どももおらず、それほど自分のフックにかかる印象ではなかったのです。ですが娘を出産してから、子どもやその回りの社会の制度についてぐーんとアンテナが強くなりました。


実家が遠方で、またコロナのためあまり外に出ることも出来ず、夫とふたりきりでの子育てに息がつまることもしばしば...そのとき、助産師面談に来てくれた方から聞いたこの言葉が印象的でした。

「子どもをひとり育てるのには、少なくとも大人三人のコミットメントが必要」


なぜ三人?ひとりが子育てをして、もうひとりが家事などをこなせば二人で足りるのでは?と思っていました。


そのときに、「家族以外の近くの人に頼ってもいい」「家族のアップデート」というRACさんの言葉が急に気になりはじめ、運命的なタイミングで再会できたときに伴走することを決意しました。

【実際にRACさんに関わってみてどうだったか】


①「里親」に対するイメージが広がりました!


以前は里親というと、

・何かとんでもなく不幸なことがあって親子一緒に暮らせない子どもを引き取っているすごい人
・子どもにとっては実の親との永遠の別れ


こんなイメージを持っていました。

テレビドラマやメディアで取り上げられる里親は、養子縁組里親が圧倒的に多いからでしょうか...


RACさんと関わらせていただき、「養育里親」「ショートステイ里親」について知ることで、

・近くの頼れる子育てサポーター
・子どもにとって、もうひとりの大事な大人


そんな印象が増えました!

②子育てに対する意識が変わりました!


娘ははじめての子ども、ということもあり、とにかく全部を親である自分達でなんとかせねば!と気負っていました。


ですが、RACのあやさんから色んなお話を聞くなかで、「親も子も、たまにはお互い少し楽して息抜きしてもいいんだ」と思うようになりました。里親さんではないですが、地域の助産院への母子ショートステイでリフレッシュしたり、いままで尻込みしてた制度を使うこともできました。

*母子ショートステイについての記事はこちら↓


そしてここにきて、先に助産師さんに言われた言葉の意味が分かった気がします。


どんなに子どもが愛しくても、夫婦ふたりで24時間面倒を見ていると必ず息がつまるときがくる。そんなときに、身近に頼れるもうひとりの大人がいることで、とても救われるのです。たった半日でも1日でも、そんなもうひとりの大人の手を借りてリフレッシュすることで、また気持ちよく子どもを愛せるのだなと思いました。

③様々な社会人メンバーと、子どもについて色んな角度から見てみることができた!


今回は10人の社会人メンバーと一緒に活動しました。私と同じく子育て中のママもいれば、独身で子どもがいない方、普段だと全く関わらない業種でバリバリ働く方など、メンバーのバックグラウンドは多種多様。


例えば、私は子育て中なので、どちらかというと親の立場で里親についても考えてしまいがちなのですが、「それって子どもにとっては楽しいのかな?」など、子どもファーストな目線でコメントをくれるメンバーもいたり、気づかされることが沢山の3ヶ月間でした。

【こんなひとにプロボノをおすすめしたい!】


子どもや子どもの社会的養護に関心のある方はもちろん、特におすすめしたいのは「新しい仕組みを世の中に作ってみたい・広めてみたい」人。


RACさんは、超バイタリティのある代表・あやさんを中心に、まだ世の中ではメジャーでない、養育里親やショートステイ里親などの仕組みを普及・啓蒙されています。


あやさんのエネルギーに触れながら、世の中の子どもにとって素敵な制度を広めていくのは、とても刺激的な経験になると思います!

★プロボノ募集応募フォームはこちらを。


=====

RAC代表の彩より。

なかきょん、プロボノ体験記を書いてくだささりありがとうございます!(TT)

子育てを始め、RACに再度興味を持ってくださるなんてありがたいこと・・・。そして私自身ももともと里親に興味がありながら、「あれ⁉子育てってこんなにしんどいの?」と思うようになり短期の里親に興味を持った一人です。みなさんもきっと今の社会の子育てに「ちょっとこれっておかしくない?」を感じている人もおられるのではと思っています。

そしてそれを家族だけで解決するのってなんか違う気がしていて。子どもたちが大きくなった時に、誰かを頼れ、支えられる人に育ってほしいなと思ったとき、親の私から誰かを頼る姿を見せたい❣と思ったのを覚えています。


まだまだ里親登録者は子どもが居ない方がおおいのですが、特にショートステイ里親などは是非実子の子育てをされている方もウェルカム!な制度です。

今後色々書いていきますので、皆さんにも知ってもらえたらなと思っています^^

読んで頂きありがとうございました〜!

他にプロボノ体験記は↓


第1段でコホさんのものが別記事があります!もしご興味の有る方はお読み下さいね(*^^*)


#RAC  は #yogibo 、#TANZAQプロジェクトの応援を受けています。
詳しくはこちらへ⇒https://yogibo.jp/life/info/2058/