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カナダの就活、思ったより大変で苦しいね

この記事は就活中(2024/08/11)に書きました。就活が終わったら公開することにしています。

あなたが今これを読んでいるということは、私の就活は終わったのでしょう。


前提: 自分の経歴

何がどう大変なのか

レジュメを書くのが大変

  • 企業のJob Description(募集要項)に最適化したレジュメを都度作成する必要がある

  • 企業側は数百通を超える応募が来るため、人が見る前にATSを使って機械的にレジュメをフィルタリングする

What is an ATS? It’s computer software designed to scan resumes for certain keywords and weed out the ones that don’t match the job description.

https://www.jobscan.co/blog/8-things-you-need-to-know-about-applicant-tracking-systems/
  • ATSフレンドリーなレジュメを作っておく ⇨ 企業ごとに最適化してから応募するという流れ

  • レジュメのSEO対策って感じで、主に重要そうなキーワードを見つけて、それ自分のレジュメにも自然な形で埋め込んでいく

  • レジュメのスペースも限られているので、それなりに時間がかかる

  • そもそも、日本でもちゃんと履歴書を書いたことなかったし、こういうの苦手なのでやってるだけで苦しい!(慣れてきたけど

応募してもメールが来ないのが普通なのでじわじわ苦しい

  • レジュメで落ちてもメールが来ないのが普通

  • 自分はレジュメを正しく書けているのか?ATS対策に問題は無いか?そもそも応募しているポジションは自分にとって最適なのか?

  • 自分が就職に向かって道を進んでいる実感が持ちにくい。暖簾に腕押し感があってつらい

日本と状況が違いすぎてぇ

  • 日本はエンジニアにとって売り手市場なので、技術力があれば転職するのは結構簡単でした

  • 一転2024年のカナダやアメリカだと、エンジニア市場だと、現地での経験がない人は誰に聞いても就職するまでに100通以上応募するのは普通といった感じ

  • 自分は大学自体から就職にあまり苦労していなかったので、「まあ、言うても5年も経験あれば多少は楽に決まるでしょ〜」というマインドを抜けるのに結構苦労した

  • まあ、GAFAMでエンジニアとしての経歴とか、誰もが知るOSSのメンテナーなら状況は違うのかもしれないです

対策:やり続けるしかない、が・・・

ベストプラクティスと市場の平均打率を知った上でやり続ける

  • ベストプラクティス: ATS対策、LinkedInをアクティブにする、知り合い増やすなど

  • 平均打率: 他の人はどれくらいの確率で成功しているのか?

    • これを知っておくと、自分を責めなくて済む。「自分の実力不足」という気持ちが強くて精神的に参っちゃうのが一番よくない

    • 「まあこんなもんか〜」マインドが必要

コミュニティとの関わりは大事かも

  • 1人でやってると精神的につらい

  • ミートアップに参加して情報収集、仲間づくり

    • 現地で働いている人と繋がって情報交換したり、知り合いを作ったりすると有意義だし、なんか嬉しい。英語を使う機会も増える。

    • 多くの人が移民として苦労した経験があるので、新参者に優しい。コミュニティに助けてもらった人たちがコミュニティに還元しようとしてくれている優しい世界。

  • Frogで同じような状況の日本人と励まし合うのも精神的に支えになる(就活終わったら自分でも定期的に企画したい

不完全な状態で前に進むことに慣れよう

  • レジュメにしかり、英語面接にしかり。

  • 完璧になるまで準備して臨むことは不可能なので、前に進みながら改善も同時にしていく、って心持ちでやり続けることが大事かなと思う

余談

実際に海外で就活をしてみて苦労すると、日本からテキトーな情報を発信して海外就職を煽っているSNSアカウントを見るとムカつくようになりました。
KUSOGA!



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