抗がん剤をする前に。先生があえて言わない？事実！

直腸がんの場合、手術の前に抗がん剤と放射線を用いた治療をすることがあります。術前化学療法等と呼ばれます。
メリットとしては、以下が挙げられます。
・がんを小さくし手術しやすくする
・がんが小さくなることで永久人工肛門を造設する必要がなくなる場合がある
・がん細胞が消失し、手術が不要になる場合がある
・局所再発を抑える

局所再発とは、最初のがんと同じ場所、あるいはごく近くにがんが再発することをいいます。
最後の居所再発を抑えることは、先生がよく言われることだし、このために抗がん剤をしようと思われる方も多いと思います。

ただ、抗がん剤には副作用があります。放射線にも副作用があります。手足のしびれ等、後遺症として残ってしまうこともあります。それだけでなく、今から述べる不都合？な事実を知っているがん患者は、ほとんどいないと思います。何となくそのはずだと思うことが実は違うという話に驚く方もいると思います。
術前化学療法がバラ色でないことを知り、この治療をするかしないかを納得して決めて頂けたらと思います。

それでは、その元記事を紹介するとともに簡単に解説したいと思います。
（もちろん、元記事の発表者が異端だったり、発表内容が不十分ということはありません。医者の立場だったらやってほしいけど、患者の立場だったら状況に応じてよく考えたい内容です。特にしびれが一生残る抗がん剤をする時には後悔しないようにしたい内容です。）