帯広空港でJALボーイング737を満喫 日帰りチャーターフライトに参加しました <機内見学編>
前のお話はこちら… click please !💕
ついに帯広空港に到着しました。
さぁここで何が始まるのか⁉
本日の予定
羽田を出発してから帯広空港まで
未だかつてない濃厚なフライト時間を
過ごした私達。
本日の帯広空港の予定ですが
以下のようなことが予定されております。
①航空大学校帯広分校見学
②機体見学
機内:コックピット見学・
機内アナウンス体験
機外:搭乗してきた737を
整備士さんの案内で見学
③運航乗務員によるトークショー
降機した私たちは、空港施設内に入り
荷物を預け、チーム毎に分かれて
本日の説明を受けました。
私の割り当てられたチームは
②機内→機外⇒③⇒①の順番で
イベントに参加していくようです。
外は雨が降っておりますが、
空港エプロンは傘を使う事ができないので、
レインコートをスタンバイ!
さぁー順番に並んで機内に移動。
ワクワクどきどきです。
まず機内に入るためには
セキュリティチェックが必要とのことで、
荷物など念入りにチェックして頂き、
機内に入り着席しました。
飛行機は飛ぶ時にしか乗ったことがないので
飛ばないのに飛行機に乗るのは
非常に新鮮な気持ちです。
機内ではアナウンス体験・コックピット見学に
分かれて進めていくとのこと。
アナウンス体験
ここからは二人一組で進めていくことになり、
見知らぬお隣の男性とペアになりました。
私達はアナウンス体験から実施することに。
アナウンス体験は希望ではなく全員実施です。
何故か一番最初のチームになってしまい、
心の準備も出来ぬまま、
スタッフさんに一番前方のCAさんが
いつも使っているインタフォーンの
ところへ連行されて行きました。
私は小心者なので、丁重にご遠慮し
初回はペアの男性にやっていただくことに。。。
(ゴメンナサイ😅)
アナウンス体験は、何種類か定型文があり
そこから選んで1分程度目安で
実施していくとのこと。
ペアの男性は英語のアナウンスをチョイスし
見事完了されました。👏👏👏
私の頭の中はぐるぐるぐる。。。
どーしよー😱と短時間の間に非常に
悩んだのですが、
折角英会話習ってきたんだからと思い切り、
英語のアナウンスに挑戦することにしました。
私の順番が回ってきて、スタッフのお姉さんが
インターフォンのスイッチを入れてくれて
スタンバイ!スタート!
もう、そこからは緊張で記憶がございません。。
でもなんとか無事に完了しました。
席へ近づくと、周りの方が拍手で迎えてくれ、
どんな種類のアナウンスがあるのか
全く告知されていなかったので、
「英語でアナウンスしなきゃいけないの!?」と
驚いておられました。そうですよね~(笑)
みなさま、それぞれの文例をチョイスされ
上手にアナウンスをされていました。
拍手を送りながら、ほのぼのとした時間が
流れていきます。
コックピット見学
今回のこのツアーで一番期待していたと
言っても過言ではないコックピット見学!
国内でボーイングのコックピットを
見せてもらえることはホントに貴重!!
MSFSでいつも見ている
ボーイングのコックピット。
本物を見られるという事に胸は高鳴ります。
私達チームのアナウンス体験が終了し、
コックピット見学のお迎えの方が
やってきました。(ドキドキMAX!)
禁断のコックピットのドアをくぐると
そこには先ほど操縦されていた機長が
いらっしゃいました。
とても気さくで優しそうな方です。
「どうぞ、どうぞ~。
すいません狭いところで~。
奥に入ってくださいね~」
と言われて
副操縦士席の後ろの狭いスペースに
はまりこみました。
「頭だけ気を付けてくださいね~」
と言われたのに、いてっ!と
早速頭をぶつける私。
かなり狭い。そして天井も低い。
(私の身長は156cm程度)
「737は非常に狭くて、アメリカ人が作った
とは思えないですよね。777とかに比べても
屋根の傾きが非常に大きいんですよ」
「コックピットの特徴は、計器類は最新のものが
ついているんですね(下図①)。
上のパネルは50年前と全く同じもの
(下図②)で
ライセンスなんかはそれで簡単に取れるように
なっているんですよ。」
「最近の飛行機は壊れた時に、何が壊れたのか
ということがメッセージで出るように
なってるんです。だけど、
この飛行機はボタンでどこが壊れているか
分かるというようなアナログな仕掛けに
なっていて(下図③)
新人の人達は「わっ!こんな飛行機なんだ」
なんてビックリしたりするんですよ。
意外と今の小型機の方が進んでますからねー。」
そうですよね。
航大で練習に使用している飛行機も
最新のグラスコックピットの
飛行機ですもんね。
エアラインで使っている飛行機は
もっとすごいと思いきや、これを見ると、
うわっ、古っ!と思うのも仕方ないかも
知れないです。
何か質問はありますか?と聞かれ、咄嗟に
「フラシム始めたんですけど、
どうやったらいいのか
よくわからないんです。
どう操作したらいいのか・・」
と口走ってしまう私。。。
「スイッチポジションを覚えていて、
乗り込んだ後に、
ダーーーッとやるんですよ。
それを最後にチェックリストで確認という
手順でやるんです。
故障が出た時なんかは、
このスイッチが光ることで上を見て
くださいねというシステムになっているから
そこを確認してやってます。」
と教えてくださいました。
困った質問してすみません。。
でも、スイッチがどこにあるかということを
まず覚えないとダメなんですね。
がんばります!
相方は
「コンパスはどこについているんですか?」
という質問をしていました。
(デジタル計器を差して)
「ここについていますよ。」
(アナログ計器を差して)
「壊れた時にはここを使います。」
デジタル計器とアナログ計器の両方が
付いていて、
多分壊れやすいと思われるデジタル計器と
作りが簡単で壊れにくいアナログ計器の
両方を備えることでフェールセーフな
作りになっているんだな
ということがわかりました。
いい質問です!
ここでタイムキーパーをしている係りの方から
「時間です!!」との中断が入り終了~😭
ふたり別々にコックピットでキャプテンとの
記念写真を撮らせて頂きました。
一生の思い出にします!
本当にありがとうございました。
そして、コックピットで気になっていた、
ボーイングの座席にかかっている
モフモフのカバー。
副操縦士の席の裏にハマっていた時、
椅子に掴まっており、
触ることができたのですが
ちょっと癖毛で固めのムートンみたいで
ホントにモフモフしていたんです。
PMDG737についている、
折り畳み式のジャンプシートも
本当にそのままついていて、
私が使っているシミュレータの飛行機、
その完成度の高さを
実感することが出来ました。
バーチャルですが、ゲームと言えど
かなり本格的な飛行機なので
乗りこなせるように頑張りたいなと
決意を新たにしました。
行ったつもりの機内見学
楽しんで頂けましたでしょうか。
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またよろしければ、
次回もご覧いただけると嬉しいです。
ありがとうございました。
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