「趣味:音ゲー」は就活に使えるのか

こんにちは。現在進行形で就活中のラビです。

就活というと必ず聞かれる「あなたの趣味は何ですか?」という質問。趣味を聞かれているだけなのですが、これがまた難しい。なぜなら、次に続く質問が「その趣味であなたが得たこと、学んだことは何ですか?」だからです。趣味は趣味だろ!と思いますが、そうも言ってられません。なので、今回は「音ゲーが趣味です」と堂々と言えるようにいろいろと考えていきたいと思います。


1.そもそも音ゲーから学ぶことはあるのか

根本的な話ですね。学ぶことが何もなければ、当然人に話すこともありません。ただ単に好きってだけで話が終わります。それではあまりにももったいない。

私は学ぶことはあると思っています。では、具体的に考えていきましょう。

1.継続する能力

音ゲーマーの傾向として、プレイ期間が非常に長いということがあります。僕は中学1年生で音ゲーを始めてから大学4年生まで、約10年間、ずっと音ゲーに触れ続けています。就活生の中では、僕は特に長い方だと思いますが、僕ほどではないにしろ、年単位で続けている方も多いはずです。年単位で一つの物事に取り組み続ける経験は十分アピールできるのではないでしょうか。

2.目標を立てる能力

目標を作ること、それはとても大事なことです。しかし、目標を持つことによってモチベーションが下がってしまうことがあります。目標が遠すぎて心が折れるという経験、皆さん一度はありますよね。音ゲーマーはこの目標を作る能力に優れていると思います。大きな目標(例えば、○段に受かる)を立て、その前段階として小さな目標(○○をクリアする)をいくつも立て、一つ一つ目標をクリアしていき、最終的には大きな目標をクリアするという流れが出来上がっています。大きな目標を立て、そのためには何が必要か、それを小さな目標にすることは仕事においても重要です。

3.PDCAサイクルを回す能力

就活生ならおなじみのワードであるPDCAサイクル。簡単に説明すると「計画を立て、行動し、結果を見て、改善する」というサイクル(繰り返し)のことですね。とはいえ、音ゲーマーならだれでも無意識にやっています。「今日は○○をやろう→実際にプレイする→スコアが表示される→ミスを把握して次に活かす」、これはまさにPDCAサイクルです。特に音ゲーは出来なかった箇所が浮き彫りになります。それを課題として強制的に意識させられるわけですが、こういった性質を持つものは案外少ないです。どこが出来なかったのか、こういった意識は何かに取り組むときに応用できると思います。

ほかにもあるかもしれませんが、パッと思いついたのはこれぐらいですね。思いついたら教えてください。


2.面接官への印象は?

僕も所詮は一就活生でしかないので、正しいかどうかは分かりません。あくまでも、一意見として受け止めてもらえれば。

まず考えなければいけないこと、それは音ゲーが伝わるかどうかです。相手が知らなければ、説明が必要でしょう。この点については大きな心配はいらないのではないでしょうか、というのが僕の意見です。過去の音ゲーのブームがあったこともあり、知っていてもおかしくないですし、お子さんが居れば太鼓の達人あたりを一緒にやったことがある人も多いと思います。それに、知らなかったとしても簡単に説明をすればいいわけで。そんなに受け入れがたい文化ではありません。

次に印象ですね。これは人による、としか。ゲームというだけで受け入れてもらえない人も存在します。とはいえ、相手はあくまでも面接をしているだけです。面接の場で明確な拒否反応をするのであれば、その人はヤバい人なので……。

結局は話し方ですよね。自らの強みにどう話を持っていくか、説得力を持たせられるか、この二点だと思います。少なくとも、音ゲーは言っちゃいけないワードでは決してないと思います。


3.最後に

僕の結論は「話し方さえ間違えなければ趣味:音ゲーはアリ」です。とはいえ音ゲーの話で内定をつかみ取っているわけではないので、あくまでも参考程度に。そもそも新型コロナウィルスの影響で僕の就活は完全に中断されてますしね。

また、趣味の話はアイスブレイク(緊張ほぐし)に使われることも多いです。過度のアピールは逆効果になることもあるので、ほどほどにしましょう。むしろ、緊張をほぐすためなのだから自分を偽ってもしょうがないと割り切って、本当に自分の好きな音ゲーの話をしてしまえばいいのではないでしょうか。注意点、オタクは話が長すぎるので自重するように。

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