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サーフ ブンガク カマクラ の歌詞に沿って物語を書いてみる

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2020年3月の記事一覧

サーフ ブンガク カマクラ の曲の歌詞に沿って物語を描いてみる④

腰越クライベイビー

夜の腰越海岸。遠く江ノ島を望み、静かな波音と、薄明かりの大洋。ぼんやりと考えるのは、
子どもの頃と今では海との接し方が違うということ。

腰上まで波に浸かって、傷に海水が染み込む痛み、そして涙目になって砂浜が滲む。自力では泳いで行けない所にブイがぷかぷかと浮かんでいる。

油性のペンで書いた手紙を瓶に詰めて、海へ泳がせる。
その宛先は、もう誰だったか忘れてしまった

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サーフ ブンガク カマクラ の曲の歌詞に沿って物語を書いてみる③

江の島エスカー

江ノ島に渡る白い橋は通る人の割に狭い。そして、長い割に渡っている時の体感時間は短い。

島に着いて、いろんな食べ歩きの店を横たえる坂を登っていくと、江の島エスカーは待っている。

エスカーとは、要は有料エスカレーターのことで、頂上まで約5分で行くことができるのだ。
湘南の広々としたパノラマを見渡すべく、このエスカーに乗るのだ。

江の島エスカーの搭乗券を買おうとし

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サーフ ブンガク カマクラ の曲の歌詞に沿って物語を書いてみる②

鵠沼サーフ

嗚呼 リアルに何もないな。

大学生とはこれほど何もないものなのか。藤沢にある大学に進学した当初、自分のやりたいことを山ほどやってやろうと思っていたが、リアルに何もない。20歳を超えたら何かを大きく動かせると思っていたけど、そんなことは全くなくて、ただバイトして友達と飯食ってみたいな生活。

そんな時友達からサーフィンをしてみないかと誘われた。正直言って全く乗り気ではなか

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