刺しゅう糸
刺しゅう糸は、たくさんの種類がある。これから始める方に向けて書いてみようと思う。
番手について
25番、12番、8番、5番 と、番手があります。番手が変わると、糸の太さが変わる。具体的には「1gのコットンを◯m の糸にしたか?」の、mの数が番手になっているらしい。つまり、番手が小さいほど、細い糸になる。
さらに、番手によって撚り方も変わる。
25番
25番の場合は、1gのコットンを25mに伸ばした糸を、さらに6本撚り合わせた、8mの束。 使うときには、6本の撚りから必要な本数を抜き出して使う。
「2本どり」と書かれていたら、撚りから2本抜き出しするということ。
一番手に入れやすい刺しゅう糸で、100均にもある。
12番、8番
12番や8番は、1本だけの撚り糸で、玉の形。
amazonにも少しあるが種類は少ない。基本は、手芸専門店へ。
私は、越前屋さんの通販で手に入れた。
5番
5番も1本だけの撚り糸で、束の形。
こちらも基本は手芸専門店へ。
25番で代用できる?
手に入らなければ、25番を使って代用もできる。だが、綺麗に仕上げるのは難しいのはトレードオフ。
コットンの量で計算すると...
12番 = 25番を2本
8番 = 25番を3本
5番 = 25番を5本
になるが、撚られてない分、太くなるかも?
毛糸
100均に、いろんな色の毛糸があるので代用できないか? 実際使ってみたら、毛羽たつ、撚りが解けやすい けれども、一応使えた。
毛糸の表記に、いろいろ情報があるけど、「標準状態重量」から太さの目安が読み取れそう。
36〜38目、20g(約120m) = 6番
32〜33目、20g(約80m) = 4番
28〜30目、20g(約75m) = 3.75番
5番の代わりに使うのであれば、20g (約100m) 、目数は35目ぐらいのを選ぶカンジか。