目を数える刺繍はいいぞ
布の織り目を数えて刺していく刺繍、クロスステッチやハーダンガー刺繍をはじめて半年たった。
自由に刺していくフランス刺繍のようなものは、ガタガタになって悲しい結果になってしまいがちなのだが、目を数える刺繍は出来上がりに満足するので、ずーっと続けられていると思う。
クロスステッチ
最初は、クロスステッチ から始めた。クロスステッチは、×のステッチを繰り返し刺していくだけの簡単なもの。
ちょっとぐらいステッチがうまく刺せていなくても、刺す織り目さえ間違っていなければ、思い通りのものが出来上がる。
最初はホクホク刺していたのだけど、飽きてしまって今はあまり刺していない。その問題は、図案。良い図案を見つけるのがまず大変で、刺すときも図案とにらめっこしないといけない。何も考えず、ぼんやりチクチク したいんですよね...私。
こぎん刺し
こぎん刺しは、一定の目数で糸を出して幾何学的な文様を表現する刺し方。私は、オリンパスのこぎんキットで作ってみた。
これも図案は必要だけど、パターンが頭に入ったら、図案をみずにチクチクできるのはよかった。
だけど、裏面は長い糸が出るところもあるので、出来上がった作品は、ウラ生地をあてて仕立てないといけない。
ハーダンガー刺繍
今、一番のお気に入りのハーダンガー刺繍。織糸をカットして、かがることで、レースっぽくなる。
慣れてなくても、それなりに素敵に見えるのが嬉しい。
ここの1辺はこの方法で刺すという形なので、図案をずっと見る必要もなく、ひたすらチクチクできる。
さらに嬉しいのが、裏も綺麗。ほぼ、表と同じ状態になること。刺し終わったものは、そのままランチョンマットや、コースターなどで使える。
御園二葉さんの、織り糸を抜いて、かがる ハーダンガー刺繡 のご本を見つつ次作を作成中。
刺繍の本は、すでに販売されていなくて手に入らないものも多いので、図書館で借りるのもオススメ。