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カテゴライズされた音楽の今後

こんにちは。今日はロカビリーだけに限った話ではないかもしれません。

基本的に「ロカビリーオンリー」なタイプではないので、色々なライブを観たり音源を聴いたりします。最近感じるのは若いミュージシャンの奏でる音楽がカテゴライズしにくいことです。これは決して悪いことではなく当然の流れかなとも思います。

理由として、

・若い世代だけのカテゴライズされた音楽シーンが少ない。(パンク、ロカビリー、モッズ含む)
・スマホやサブスク、YouTubeの普及でいつでもポケットに1億曲以上入っている。
・所謂ジャズの名作から超インディーズの国内外ポップスまで同列で聴ける。

様々な音楽の影響を受けて、なおかつ特定のシーンに止まることを必要としない若者であればまさに「カテゴライズは邪魔」になるのかもしれません。

ましてや単純に人口で言えば、20代は50代の70%しかいません。音楽に興味がある比率は変化ないかもしれませんが、そもそも人数が少ないから特に地方では特定のカテゴライズされた音楽シーンも生まれていかないのは当然です。

この状況に関しては特に対策とかは不要だと思います。過去の音楽、カテゴリーが消えることはありません。もちろん(ロカビリーは特に)キチンと継承されるべきですが、これから中心になっていく若い世代の音楽観を無理矢理軌道修正するのはまさに「老害」。

色々と違和感であったり寂しかったりするかもしれませんが、我々も先輩や親くらい歳の離れた人達に同じ思いをさせていたのかも。

もちろん若い世代にもこだわった人たちもいます。それはそれで素晴らしい。

これから重要になってくるのは個人の趣向の尊重です。同じ趣味の人が増えるのは嬉しいことですが、当然完全一致することはありません。

冷めた意見かもしれませんが、世代の分断よりも皆が音楽を楽しむ方がベターではないでしょうか。

そんなところで1曲ご紹介して終わります。

いつもサポートありがとうございます。

【おまけ】
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