【PiEDH】《鍛冶の神、パーフォロス》(想定レベル5-6/Battle)【パイオニアEDH】
パイオニアEDHのデッキ紹介をします。《鍛冶の神、パーフォロス》は赤単らしくライフを詰めての勝利を目指します。
パイオニアEDHとは
パイオニア範囲にプールを限定したEDH亜種。
通常Battle卓で楽しく遊べるデッキになりやすく、マイナーフォーマット特有の「せっかく作ったのに対戦相手がいない」を克服しているところが素晴らしい。
デッキリスト
《鍛冶の神、パーフォロス》
クリーチャーを出すたびに各対戦相手に2点。破壊不能で、信心4以下ではクリーチャーでないため対処がかなり難しい。バーンダメージで120点を焼き切りにいく、実に赤らしいデッキとなっている。
ゲームプラン
3ターン目に《パーフォロス》が着地するハンドを求めてマリガンする。
今回用意した対応札は合計14枚。それなりの確率で7枚キープが可能だ。
4ターン目以降はひたすらにクリーチャーを並べ《パーフォロス》を誘発させていく。目指すは誘発20回、120点削り切りだ。
目標キルターンは7に設定している。3ターン目《パーフォロス》で4-7ターン順当に動いたとして、使えるマナは4+5+6+7=22マナ。1マナあたり1誘発を目指して動いていく。実際には攻撃が通ったりライフコストで勝手に削れたりするので多少のロスは許容される。
ダメージを加速する
通常であれば全体40点に《パーフォロス》20回が必要だが、一発につき1点追加すれば13回、2点追加すれば10回で削り切ることが可能となる。
対処される可能性に目を瞑って先置きするとターン6の削り切りも狙える。どうしても速度が必要なら考慮していきたい選択肢だ。
盤面に触る
1点火力を少し厚く取っている。悠長に構えるデッキには強い構造をしているので、生物絡みの高速展開デッキを少し意識した構成にした。
特筆すべきは《チャンドラの焼却者》だ。《パーフォロス》誘発1回につき対生物/PW2点火力を各プレイヤーの盤面に放つ。半端な盤面なら消し炭にできる制圧力がある。先んじて《パーフォロス》が1回でも誘発していれば1マナで出る圧倒的なコストパフォーマンスがウリ。
リソースを増やす
赤なので衝動ドロー多めだが、ぼちぼち優秀なアドバンテージソースを使うことができる。
PWが多人数戦で落ちやすいのが懸念点だが、信心5以上の《パーフォロス》+多数のトークンという構えは意外と固い。単純な防御力も結構あるが、《パーフォロス》に殴られて6点失うのはあまりにも嫌なのでブロッカーを残したい心理が働くのが大きいかもしれない。
コンボ
赤単なので揃える力はないが、運良く揃ったら一撃必殺のため一応紹介しておく。《にやにや笑いのイグナス》と1マナ増やすエンジンが揃えば無限に《パーフォロス》を誘発させて勝利することが可能だ。
《語りの神、ビルギ》は無条件、《遁走する蒸気族》は始動マナが足りていることが条件、《本能を穢すもの》はライフが足りていることが条件。
ターン7までにナチュラルに揃う確率は5%くらいはあるらしいが、それぞれ優秀なカードなのでコンボ用の温存を考えるよりはガンガン使っていく方が良さそうだ。
結び
パイオニアEDH用の《鍛冶の神、パーフォロス》を紹介した。
シンプルな戦略ながらパワーは十分で、赤の魅力を堪能できるデッキになっている。単色なので比較的お安く組めるし、土地は妥協しても問題ないのでパイオニアEDHのファーストデッキとしてもおススメだ。
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