背景、麒麟のかみさまへ
さて、小さな頃からの話です。
宝石が好きみたいです。
母親の指輪を全部の指にはめて、これはこっち、これはあっちとしていました。
幼稚園から小学校、中学生まで。
毎日じゃないけど飽きずにやってました。
普通のことだと思ってたのですが、最近母親に言われて初めて気づいた。
妻もわかるって言ってました。
まぁでも好きは好きでいいか。
女子きです。男子だけど。
そんなことがあったから
とんとん拍子で石屋に行ってみることになりました。
初めて見る世界。
石屋とか特定の場所に行くと、肩とか金属みたいにカチコチになっておもくなってくる。
店員さんの何かあったら言ってくださいねのタイミングで、
アレ見せて下さい!と言った。
奥にある客の入れないスペースに明らかな眩しさ。
魅せる場所じゃないけどそこだけきらびやか。
あの大きなオパール。
宇宙とか氷とか鏡の世界みたい。
オパールは特別に好きだ。
話が飛ぶけど宮崎駿さんも石好きなんだろうな。と思ってる。
あの表現の仕方は石好きが沸き立つ表現ですよね。
見たこともないくらいのおっきなオパールの原石でした。そもそもオパールの原石ってあんなんなんだ。
「これ元々売りもんだったけど、辞めたんです。あんまりに綺麗だから。よく見つけられましたね。石お好きなんですね。」
あ、また言われた。
そうです、石好きらしいんです。
流石石屋さん、目利きがすごい!
僕もお目が高かったみたい。
そのあと別のお店に妻のアクセサリーを一緒に見に行きました。
店員さんでやたらとカラフルで、でもピアスとかしつこくなくて。
まとまったお兄さんが対応してくださって。
伊勢谷友介さんとjoyさんあたりを足して2で割って、コーディネートを志茂田景樹さんにお願いしたみたいな。そんな感じのセクシーコマンドーでした。
「🦚石、お好きなんですか?」
「🕺🏻!いやぁ、まぁ(1時間ぶり3回目)
なんでですか?」
「🦚男性でこんなにじっくり見られる方珍しいですよ!」
「🕺🏻いやぁそれほどでもはっはっは」
「🦚何かクリエイティブなお仕事されてるんですか?」
「🕺🏻(…)どうですかね。アクセサリー作る仕事の運命でもよかったなぁ楽しそう。」
「🦚うちのは石の配置とかすごい時間かけて作るんですよ。」
「🕺🏻作るのは好きです!」
人の背景を観察、感覚から視るような触れるような想像力って一種の超能力なんです。
これって案外誰にでもできることじゃないですよね。
そんなつもりじゃなくても、たまたま当たってたってのも含めて。
僕は知ってる。お腹の中とか背後をサワサワとまさぐられてるような感覚。
体には触らず握手する様な感覚。
でもそれでいてしつこくなくて、悪い気のしない人だったな。
カラフルで綺麗な男性だった。
妻はあの人僕に似てるねって言ってた。
僕もそう思った。同じ匂いがした。
この話とはまた別の、ずいぶん前の話ですが、同じようなひとに会いました。
神様みたいに優しかったから神様。
苦手なツイートするかもしれないから、フォローは思い止まってみてくださいとそんな感じだった。
自分のカルテでも見られてるのかと思った。
ありがとうございます。
こういう人たちは好きなことしてる時に本当に宝石みたいに光る。
僕は宝石もそうだけど、ピカピカしてる人好きなんだよな。
そんなことがあったので今日思ったのは、神様にあった時は思いっきり甘えるようにしてます。
甘えていいんだよ〜って言ってもらえた時は甘えていい。
甘えていいんだよ〜って言った時に甘えてもらえるのも、相手からすれば嬉しいもんです。
甘えてもいいんだよ。
一生それが続いたら、最高に幸せな人生だと思うのです。
だいたい頑張らなきゃダメな時は甘えられなかったりするもんじゃないですか。
いつか苦労するからって言うならその時だけでいいよ。
色んなことに甘えて生きてる自分を思いっきり肯定する日記でした。
あとはそういうときに、勇気を持って行動すること。
僕は僕の人生の勇者でいたい。
て随分前に書いて、放置してたのを思い出しました今日。あなたあて。けいぐ。