2度目のリウマチ宣告と治療のはじまり
立ちはだかる壁(病院ルール)
リウマチの治療を転院先の病院で始めるべく、1ヶ月間療養させてもらった実家を後にし自宅に戻る。
だが、ここで新たな問題発生。
紹介状を書いてもらう時、私は自宅近くの大学病院を希望しただけなのに、前の医師が「担当医」を指名してくれたおかげで、すぐに予約が取れないことが発覚。
診察予約が取れるのは最短でも2週間先という・・・
大袈裟に聞こえるが、当時の私にとっては、その日1日を生きるだけでも必死。
リウマチと診断され、すぐにでも治療開始した方がいいと言われたのに、そんな病院ルールで予約取れず、治療できないのは非常にもどかしかった。
予約受付担当の人に電話越しで状況説明して、なんとかならないだろうかとお願いしても、紹介状を書き直してもらうか、最寄りの病院でひとまず痛み止めでも処方してもらえばいいのでは、という回答・・・。
もう詳細理由は覚えていないが、どちらの選択肢も先方に却下された記憶がある。
色々と理解してもらえない状況に、また、涙が出た。
待ちに待った受診日
ようやく訪れた大学病院での初診日。
前の病院からの検査結果データや紹介状を持って行ったのに、再び、採血も含め、胸部X線検査等、ひととおりの検査をさせられた。
とてつもなくだるく痛む全身を引きずって、広い大学病院を検査のために回るのは本当にしんどかった。
その2週間前くらいに前の病院で同じ検査してたから、本当に必要がある検査なのか確かめたけど、転院時のルール(!?)として、病院ごとに検査が必要らしい・・・。
一番大変だったのは、レントゲン撮影の為の着替え。
一人での着替えが困難な時期だったが、担当技師さん(確か男性だった・・・)に助けをお願いする訳にもいかず、一人で更衣室内で悪戦苦闘。
何度も「まだですか〜?」「大丈夫ですか〜?」と声をかけられてしまった。笑
残念ながら、初診日はお薬もらえず、検査だけで終了・・・
治療開始
その数日後に再度受診。
関節リウマチで間違いないと言い渡される。
その時の検査結果(一部)は、以下のとおり。
CRP 3.08
抗CCP抗体 1390
血沈 45
正直いって、この数字がなんのことやら、いまだに少し理解が追いついていないが、低ければいいということはわかってきた。笑
転居して通院先が変わった際、新しい担当医から教えてもらって初めて知ったこと。それは、発症早期の抗CCP抗体の数値が高い人ほど、寛解の状態にもっていくまでに時間がかかる傾向にあるらしい。
どうやら私はその部類に当てはまるようだ・・・
でも、今はシムジアさえあれば、なんの問題もなく生活できる♫
シムジアに感謝!
し・か・し、シムジアはとんでもなく高い・・・!!!!
(またそのうち私の医療費事情も書いていけたらと思う)
少し話が脱線してしまったが・・・
私のリウマチ治療は、リウマトレックス6錠(12mg)/週から始まった。