アンスリウムレッド 2023.4.9
アンスリウムレッド 2023.4.9
アンスリウムレッドとは。
マセキ芸能社所属芸人&マセキシニアユースによる
企画なしの新ネタ1本+自由ネタ1本のライブ。
最近、前置きが長すぎる事に気づいたので
早速振り返っていこうと思う。
1. 安原カラス
1本目も2本目も素晴らしかったが、
特に好きだったのは1本目。
落語っぽくてね…すっごい良かった。
多分、マセキ公式チャンネルに
今回のネタ掲載されたら
何十回と見返すと思う。
YouTubeだから何回見ても
テープが擦り切れるような事は無いしね。
さてここで
前回も似たような話をしたが、
私がR-1グランプリを以前ほど
どうしても興奮して追う事が出来ないのが、
① 出場資格が芸歴10年以内になった事。
② 主催側がおそらくR-1のRは落語のRと
いう事を忘れている。もしくは知らない.
2に関して結局は
落語の魂を背負ったピン芸人、
ホリプロコムの神谷ウメボシさんや
グレープカンパニーの
ディープインパクト仲松さんが報われてほしいと
いう想いが強いのだけれど。
今日の安原さんのネタを見て改めて思った。
やっぱりR-1は芸歴無制限に戻してほしい。
桂三度さん、三遊亭とむさんが
以前決勝に上がったように
落語家さんもしくは
落語の魂を背負ったピン芸人が報われるような
大会にしてほしい。
今回の安原さんの「有給」も「引っ越し」も
決勝レベルのコント。
このコントをR-1の決勝で見たい。
2. 高田ぽる子
舎弟・爆弾世紀末の愛弟子兼
あそび宮間さんのお友達でお馴染みの
高田ぽる子さん。
特に好きだったのは1本目のフリップネタ。
「礼儀作法の大切さ」「立ち居振る舞いマナー」の
大切さが見事に描かれていて
是非あらゆる企業が新卒研修に用いるべきだと思いました。
あとは今日のメンバーの中で唯一の20代
それもまだ20代前半なのに
他30代のメンバーの中にいても何一つ違和感が無い。
これってかなり凄い事だと思う。
これからの日本を背負っていくのは、
礼儀作法・マナーも心得ていて、
年齢の離れた方とも容易くコミュニケーションがとれる
ぽる子さんのような若者なのかもしれない。
3. サスペンダーズ
特に好きだったのは…
サスペンダーズ1本目も2本目も
どっちも同じくらい好きだな。
1本目
おそらく平成生まれのコント師の中で
心理的描写を表現するのが1番上手いのは
サスペンダーズだと改めて確信。
古川さん慌てふためく演技、
依藤さんの教師として冷静さを保とうとする演技、
最高でした。
2本目
物価高騰、金利上昇と不景気な世の中でも
自分自身で楽しみは創る事が出来るんだという事を
教えてくれたネタ。こちらも素晴らしかった。
4. おべんとばこ
特に好きだったのは1本目のネタ。
マイク1本のみで喋り続けるのカッコ良すぎる。
私は少しだけピンでネタをやっていたときに
こういうマイク1本のみで喋り続ける漫談
やりたかったけど
緊張で噛む、足途中から震えだすわで
全く出来なかったから。
心の底から尊敬する。
5. スーパーニュウニュウ
特に好きだったのは1本目の漫才。
学生時代のあるあるを見事に描いていた。
学生時代のあるあるを羅列する漫才は
オンバト時代のルート33を筆頭に
今まで数多く見てきたが、
お2人の漫才はただ「あるある」を
羅列するだけではなく、
そこに歌舞伎的要素が含まれていたのが
革新的だった。
もっと詳しく書きたいが、
流石にネタバレになるからこのへんにしておこう。
以上、5組。
うーん、短く事を意識しても
やはり好きなものを語ると長くなってしまうな。
あとは私が言う事じゃないけれど、
このメンバーで1,000円は安すぎる。
流石に1,200円~1,500円くらいにはして
良いと思う。
余計なお世話だったらごめんなさい!
今回はこのへんで。
夜分遅くに失礼致しました。