【一杯1万円するラーメン二郎!?】ホリエモンプロデュース MASHI NO MASHI TOKYOへ行ってみた
皆さんは堀江貴文氏と浜田寿人氏が手掛ける"WAGYUMAFIA(ワギュウマフィア)"をご存知だろうか。ニッポンが誇る最高級和牛ブランドを世界に広めており、元サッカーイングランド代表のデビッド・ベッカム氏や歌手のエド・シーラン氏など世界中のセレブをファンに持つ高級レストランを運営している。
そんなWAGYU MAFIAが発明した和牛を贅沢に使った究極の二郎インスパイアラーメンが"WAGYUJIRO"である。僕の記憶の限りでは2019年、月に一度のイベントやWAGYUMAFIA会員限定イベントなど、限られた機会でしかお目にかかることの出来ないこのラーメン。正直興味はあるけど、自分とは遠い世界の出来事。そのように感じていた。
ところが、2020年1月。なんと六本木に「MASHI NO MASHI TOKYO」として毎日18〜19時の1時間限定でテストオープンしているとの情報を得る。※日曜日を除く
早速お店のInstagramアカウント (@mashinomashitokyo) にDMで詳細を聞いてみる。すると、「本日も営業しますよ」とスタッフの方が素早く丁寧な対応をしてくれたのでますます気になってしまう。いてもたってもいられず思い立ったらすぐ行動ということでその日の夜行くことに。
私がよく行くラーメン二郎品川店では1時間待ちがデフォルトなので早めに行ったほうが良いのかと思い開店40分前に六本木にあるお店へ。しかし、お店には本家二郎ではお馴染みの長い行列はなく、店員さんが準備をしているのみだった。店員さんと目が合い気を使わせてしまっても申し訳ないし、このまま付近をうろうろしていたら不審者なので一度引き返すことにした。
30分後再びお店へ。開店10分前だったが今度はあらかた開店準備も終わっていたのか快く店内へ案内していただいた。
本家ラーメン二郎と同じように店の入り口で食券を購入。ただ本家と違い食券機はタッチパネル、なおかつ支払いはキャッシュレスオンリーだった(2020年1月時点)。
私は"WAGYUJIRO"(¥10,000)と柚子風味のビールである"YUZU IPA"(¥1,000)を注文。このビールがさっぱりと喉ごしがよくてまた美味い!
席に着いてスタッフの方からWAGYUJIROについての知識を色々と教えていただく。正直日々数十円単位で食品をケチる貧乏舌の僕からしたら詳しくは理解はできないが、とりあえず相当食材にこだわっているらしい。これはますます食欲が抑えられない。ちなみにこの日僕は朝の時点でWAGYUJIROを食べると決めていたので何も食べてない。
本家と同じようにニンニクの有無を聞かれる。コールは当然、全マシだ。
そして待つこと数分、「いってらっしゃい!」という決め台詞とともに念願のWAGYUJIROが着丼。神戸牛で作ったスープに豚(牛)。そして厳選された農家で獲れたヤサイ。国産の臭みのないニンニクに上品なアブラ。まるで芸術作品のように洗練された究極の二郎系ラーメンだ。
まずはスープを一口。おかしい。僕はラーメン屋に来たはずなのに、これは高級フレンチで出されるビーフシチューなのか。あまりに料理としての完成度が高すぎる。
麺は本家と同様に太麺、だが小麦えのワシワシ感は控えめ。ヤサイはまるで風邪をひいた時に食べる温野菜のように温もりのある健康的な仕上がりだ。
とにかく美味い。これは1万円を出してでも食べる価値はある。味もさることながらスタッフの方や他のお客さんも1万円のラーメン屋にふさわしい立派な方で会話がお上品…!こんなラーメン屋が他にあるだろうか。
僕がケチって買わなかった餃子の"WAGYUGYOZA"をたまたま居合わせたダンディなお客さんがひとつ譲ってくれた。「美味しいものは共有したほうがより美味しくなる」というドケチな私の口からは一生出てこないようなセリフに感激し、ありがたく頂戴した。ジューシーでひと噛みすると和牛の風味が口の中を覆う。これが大人の味なのだろうか。
「若いんだからどんどん食べなよ!」ということでなんと追いヤサイのサービスもいただき最後まで美味しくスープも完飲。
また是非来てくださいと言われたがお財布事情的に頻繁には行けないだろう(泣)。こういう店を行きつけに出来るようなカッコいい大人になろう。そしていつかは僕も若い人に美味しいものを共有したいなぁ。
ご馳走様でした、また行きます。
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MASHI NO MASHI TOKYO
住所:東京都港区六本木4-5-11 六本木six
営業時間:18〜19時(日曜日以外)
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