■牛肉の消費動向が物語る日本の貧困化
牛肉の卸値は高騰している反面、小売では値下げ・据え置きという矛盾した現象が起きています。
その理由は牛肉の「売上減」と「消費者離れの懸念」にあります。
目下、物価高に比して賃金上昇が伴わない、また可処分所得も減っている現状が指摘されています。
そのためスーパーなどでは牛肉離れが顕著となっています。
高価な牛肉は家計をやりくりする庶民からは避けられ、代わりに豚・鶏といった比較的に安価な肉が売れているといいます。
卸し側としては販売の細るスーパー等の小売を諦め、円安を享受する訪日外国人客の消費が見込める高級レストランやホテル等に照準を合わせ始めています。
牛肉の消費動向を見ても日本の貧困化が見えてくるようです。
※2023年12月にXで投稿した要約記事です
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