大学院生で出産して新卒で入社した話
こんにちは。
『大学院行きながら、妊娠・出産・育児をした話』のマガジンの続編です。
無事に社会人になり、2年間が経ちました。
あっという間に過ぎていった2年間でしたが、新卒で子育てしながら働いた日々を振り返ります。
※話の全体の流れはこちら
慣らし保育を切り抜ける
私の社会人生活のスタートと共に子供の保育園生活もスタートしました。
そこで問題となったのが慣らし保育。慣らし保育の期間は午前中の帰宅から徐々に退園時間を延ばしていくことになります。
私達の通っていた園では一週間慣らし保育がありました。
さすがに新入社員で4月1日から一週間、休むわけにもいきません。夫も4月1日から配属先が新しくなったところで休める状況ではありませんでした。
そこで頼りなるのが、親ですね。夫の母に来てもらい、慣らし保育の期間は送迎をお願いしました。
私の新人研修も場所が日頃働く事業所と異なり遠かった為、家事の手伝いもしてもらえ助かりました。
慣らし保育などのスケジュールは事前に保育園に確認して、早めに計画を立てて切り抜けることができました。
子供がいることを周知する
新入社員で子供がいる状況はけっこうイレギュラーだと思います。
そのため、周りの社員には子供がいることを伝えるようにしました。
やっぱり突然の残業などに対応出来ないことが多いため、保育園のお迎えの時間などは一緒に働く人には共有しておきました。
また、事前にスケジュールがわかっていれば残業などにも対応できるということも伝えておきました。
仕事の関係者へ、自分の出来ることと出来ないことを事前に伝えておくことで仕事量を調整してもらい働くことが出来ました。
他の同期が残業したりして、働いているのを見ると申し訳なさみたいなものもありましたがそこは感謝の気持ちで接するしかないのかなと思いました。
また、ライフワークバランスのことを考えて働くのも長い目で見れば会社にとっても良いことかなとも思いました。働いている人全員がバリバリ働きたい訳ではないと思うので、色々な人がいる職場の方が働きやすいかと感じました。
夫との連携
夫も子育てのパートナーとして対等に家事、育児に参加しています。
私と夫は時差出勤をしていて、保育園の送りは夫で迎えは私です。
どちらかが仕事の予定などで対応できない時は事前に報告して、もう一人が対応するようにしています。
子供の病院などで休みが必要な時も話し合いでどちらが休むか決めています。
家事も夫が掃除系、私が料理系で分かれてやっています。(お互いに疲れている時はサボることもありますが、言いっこなしです…)
共働きでフルタイムなのでパートナーとの連携は大切だと思います。
私達はなんとなく生活していくうちに良いように分担出来ましたが、場合によってはしっかりと話し合っておいた方がいいと思います。
突然のコロナ禍生活…
さて、昨年から突如出現したコロナウィルスのせいで私達の生活も一変しました。
しかし、私達家族にとっては意外と良いことがありました。
一つ目は、残業が減りました。
会社として夜遅くまで残るのはやめようということになり残業が減りました。
今までは残業の時はお互いにスケジュールを確認し合い、保育園のお迎えなどを調整していましたがそれが無くなったので楽になりました。
また、帰宅時間も一定になり家でのタイムスケジュールも毎日同じように規則正しく過ごせるようになりました。
二つ目は在宅ワークです。
一度目の緊急事態宣言では在宅ワークになり、子供も保育園がお休みになりました。
始めは慣れない環境で仕事が捗らず、子供もすぐに乱入してくるなどもありました。
しかし、少しずつ慣れてくると生活がすごく楽になりました。
まず通勤時間がないのでその分家事に時間を使え、今まで夜遅くや早起きしてやっていたことがゆっくりとした時間の使い方で対応できるようになりました。
また、子供が風邪を引いた時なども仕事をお休みしなくても在宅で見ることができるようになったので休む回数も減りました。
コロナで生活しにくくなった部分もありますが、仕事については意外と恩恵を受けた側面もありました。
今後、コロナ終息後どのような働き方になるのかは分かりませんが在宅ワークなども取り入れられるならそうしたいです。
まとめ
新入社員で子供がいる状況は珍しいと思います。
なかなか、理解されない部分もあるかと思いますが周りの人の協力があるとやはり助かります。
日頃から仕事や子育てに真摯に取り組んで、協力してあげてもいいなと思ってもらえる人になりたいと思って生活しています。(家事はちょくちょく手抜きしますが…)
また、助けてもらった時はしっかり感謝の気持ちを伝えるようにしています。
色々な状況の人がいますが、子供のいる人といない人お互いが気持ち良く働けるようには心がけています。
また、家族にも感謝の気持ちは伝えるようにしています。
夫には日頃から「ありがとう」とよく言います。
夫も言葉やプレゼントで感謝の気持ちを表現してくれることが多いです。
また、祖父母には誕生日や母の日などちょくちょく贈り物をしています。勿論、なにか助けてもらえばその都度お礼のメッセージも送るなどしています。
多くの人に協力してもらいながら、子育てと仕事の両立を目指して生活してきました。
人に頼るのは申し訳ない気や後ろめたさを感じることもなくはないですが、やっぱり一人で全ての事をこなすのは難しいです。
また何でも自分だけで解決しようとしていっぱいいっぱいになってしまうより、助けもらいながら感謝して生きる方が自分にとっては健全かなと思い過ごしています。
みなさんも周りの人に頼りながらでも、素敵なライフワークバランスのとれた生活を送ってください。