妊婦の大学院生の授業の取り方の話【講義編】
私は、大学院一年生の夏に妊娠が発覚しました。
その時の、授業の取り方についてまとめます。
今回は【講義編】です。後に、【研究室編】を書こうと思います。
妊娠しながら授業に通った経験が、似た境遇の人の参考になればと思います。
前回の大学院生で教授に妊娠を報告した時の話はこちら
※話の全体の流れはこちら
https://note.mu/r_y_r_y/n/n20886cb0c98a
大学院の授業形態と単位について
私が通っていた大学院の卒業必要単位は40単位でした。
そして、その内の28単位が講義、残りの12単位が研究室での活動の単位でした。
また、学期はクォーター制を採っており、年間で4学期ありました。
講義は平日と土曜日にやっていました。時間は平日が夕方から夜間、土曜日が朝から夕方となっていました。
講義は基本的に毎週レポート提出するものが多かったです。
また、講義は3日以上の欠席で最後の試験が受けられず単位がもらえないものが多かったです。(授業日数や形態によっても多少、異なりました)
成績は、出席率、授業態度、レポート提出、最終テストなどで判断されました。どの要素で判断するかは教授によって違います。
妊娠発覚前の授業の状況
私の妊娠が発覚したのが夏休みのタイミングでした。ですので、1学期と2学期は既に終わっていました。
それまでの授業の状況について振り返ります。
まず、1学期です。
1学期は入学前に始めたばかりのアルバイトが思いのほか忙しく、講義は土曜日と水曜日の2つしかとれませんでした。
もう少し講義をとった方が良いかとも思いましたが、二年生まであるから大丈夫だと思っていました。
2学期では、週3のペースで講義を受けました。
理想は週4でしたが、やはり二年生で研究室の活動と講義を何コマか同時進行でやってもいいかなと思っていました。
妊娠発覚後の授業の状況
妊娠発覚後、私はまずアルバイトを辞めました。
ほとんど立ち仕事で体力的に妊娠しながら続けるのは難しかったですし(妊娠中の腰痛がひどかった為)、このままでは卒業単位が取得出来なくなると思いました。
子供は大学院二年生の春頃に生まれる予定でした。
その為、生まれてから研究室の活動と講義をどちらも同時にすることは厳しいと思いました。
ですから、妊娠発覚後はなるべく多く講義を取るようにしました。
また、一日に受ける講義の数も増やすようにしました。
3学期は週4日、講義を受けました。
アルバイトも辞め、まだお腹も大きくなく、それほど大変ということはなかったです。
もっと授業を採っても良かったですが、自分の勉強したい内容と合うものがこれ以上ありませんでした。
4学期は週に5日、講義を受けました。
流石に週5となるとレポートも多く、妊娠後期にもなりしんどさもありました。
講義自体は座学なので大変ではなかったですが、単純にレポートの多さが大変でした。
また、通学時間が1時間半ほどかかった為、体力的に負担を感じることもありました。
講義は2月の中旬で終了する為、出産までは2ヶ月程はありましたが、最後の方はお腹も大きく疲れやすかったです。
最終的には、講義で必要な28単位のうち、26単位を取ることができました。
2単位残ってしまいましたが、研究室の活動と同時に何個も講義を取らないで済むようになりました。
まとめ
妊娠後の生活は普通にしていても大変なことが多いです。
もし、妊娠後も学生生活を続けたい場合は、家族や学校の人はもちろん、医師や助産師さんとも相談することをオススメします。
私の場合は、妊娠した時が学生ということで助産師さんから学校生活について質問を色々されました。
その後、母子ともに問題なく妊娠期間が進んでいったおかげで、学校生活を続けることができました。
一番、大切なことは母子の健康なので、それは最優先にしてください。
その上で、学校生活を続ける場合は、自分の体と相談しながら授業を取るようにしましょう。
私の場合は、座学が多かったため、スムーズに講義を受けられました。
ですので、実習などが多い人は、特にしっかりと周りの人と相談してから授業を採った方が良いと思います。
また無理は禁物ですから、もし体調に不安がある時などは休むことも必要だと思います。
私の場合は、休学せずにそのまま続けるという選択をしましたが、休学して落ち着いてから授業を再開するというのも一つの方法です。
休まずに授業を続ける場合は…
・体力的に負担の少ない講義にする
・レポート提出が少ない講義にする
・通学時間が長い場合は、同じ日で複数の講義を受ける
などの工夫をすると良いと思います。