キャスト変更と向き合う為に
この度、舞台「文豪ストレイドッグス」の新作公演の日程が発表された。
キャスト変更と共に。
出会い
私がはじめてオタクという概念を知ったのは、文豪ストレイドッグスがきっかけだった。
丁度1期が終わった頃に一気に見てなんて面白い作品なんだろうかと思い、2期の ー黒の時代ー で落とされている。
そんな頃決まった舞台化。
2.5次元に良い印象もなく、勘弁してくれと思ったし見に行こうとも思わなかったので見ていない。
人気があるのは知っていた。
そして第2弾としてー黒の時代ーが発表された。
私が最も大切にしているエピソードだから、まあ見に行きたくなる。でももし推しが気に入らなかったら? というかそもそも人間がキャラクターを務められる?
開幕すると、物凄い評判だった。
全員が良い感想しか書いていない。
どうにかチケットを手に入れて、公演を観に行った。大好きな太宰治が生きていた。
それからはもう、ズブズブと。
観に行った公演は確か東京公演折り返し前くらい。一度行ってしまったらもう全公演行かないと気がすまなかった。チケット先行に申し込まなかったにも関わらず当日券に並び、チケット譲ってくれる方を探す日々。
本当に多和田さんが演じる太宰治が好きだった。
第3弾も勿論観に行った。初日の岩手公演から大千秋楽の東京公演まで全国に。
大千秋楽、なんと右手ブロック最前列のチケットが取れた。ラストの挨拶ポジションで探偵社、しかも太宰さんの目の前の席。
嗚咽するほど泣いた。本当に太宰治が好きで好きで仕方がなかった。
銀幕も次作も発表され大泣きしながら帰った。
序はコロナウイルスの影響で座席半数。
チケットが取れず、連日見るということは出来なかったけれど多和田さんが演じる太宰治入社試験。本当に素晴らしい世界だった。
いつも文豪ストレイドッグスの全コンテンツを大切にして愛してくれるプロデューサーがいて、原作者が舞台を凄く愛してくれていてこの座組はずっとこのメンバーで戦っていくんだと信じて疑っていなかった。
そして別れ
そんな中で次作のビジュアル公開。
冷静に考えて受け入れられるはずがない。
どうしても日程が合わなかったのかな? 文ストの運営がキャス変する訳ないよ。何か意味があるのかも。
色々な意見を見た。
そして多和田さんのブログを拝見した。
ただ優しくたくさんの配慮と共に
スタッフさんが投稿をしてくれていた。
多和田さんがたくさん向き合ってくれた文豪ストレイドッグス。太宰治。
多和田さんのお陰で、舞台が好きになったよ。
大好きな太宰治を演じたのが多和田さんで本当に良かった。
ありがとう。
まだ受け入れられそうにないよ。
舞台「文豪ストレイドッグス」の発展を祈って。