<Vol.167>疲れを溜めずに働く方法〜生産性を4倍に高める方法〜
「疲れを溜めずに働く方法」
なんとも胡散くさいテーマのようにも見えますが、、、
慢性疲労を溜めがちな現代人にとっては、比較的重要なテーマだと思っています。
今日は「生産性を高める方法」について真剣に考えてみたいと思います。
<生産性を4倍に高めた方法>
先日読んでいた本の中に面白い実験結果がありました↓
『労働者は休息時間を増やすことができたら、もっと多くの仕事をすることができる。フレデリック・テーラーは科学的管理の専門家としてこの事実を証明してみせた』
『彼は銑鉄を貨車に積み込む作業で、労働者をストップウォッチに合わせて働くようにさせた。「それ、銑鉄を持ち上げて歩け…それ、腰を下ろして休め…それ、歩け…それ、休め…」といった具合である』
『その結果、他の労働者が一人当たり12.5トンしか運べないところ、指示を受けた労働者は毎日47トンもの銑鉄を運ぶことができた』
『なぜ疲労度少なく、毎日4倍もの作業量をこなすことができたのか。それは「疲れる前に休んだから」である』
『指示を受けた労働者は1時間のうち26分働き、34分休息した。働く時間より休む時間のほうが多かったが、結果として他の労働者の4倍の成果を上げたのだ』
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いかがでしょう?とても含蓄のある内容だと思いませんか?
これは肉体労働に限らず、知的生産活動にも当てはまることだと思います。
「疲れる前に休む」
当たり前のようで、なかなかできない取り組みです。
<"休む"を先に盛り込む>
これをもう少し具体的な言葉で言い換えると「休む時間を"先"に設定する」ということでもあります。
多くの人は時間管理の際に「働く時間」を先に決め、その「隙間時間=休憩時間」として位置付けてしまいがちです。
すると生産性が落ちているのにも関わらず、ダラダラと作業を続けてしまったり、結果的に休憩時間を満足に確保できなくなったりしてしまいます。
仕事において大切なのは作業時間を長くすることではなく、成果を高めることです。
だからこそ
「作業が終わったら→休む」
のではなく、
「休む時間が決まっているから→その前に作業を終わらせる」
という考え方に切り替えることが大切です。
いやむしろ、
「作業が終わっていなくても、休む時間がきたら一度作業を中断する」
ことが長い目で見た際に、生産性を高めてくれると思います。
日本人は「がんばること」が好きな傾向にありますが、「がんばらないこと」を先に決めたほうが生産的なケースもあります。
疲れきってから回復しようとする、この効率の悪さに現代人はそろそろ気づいたほうがいいと思う今日この頃です。
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仕事において生じる悩みや迷いは、ただ単純に「疲れている」ことが原因になっていることも多いです。
これは多くのお客様も同様です。
だからこそ仕事の空き日に来店する(疲れを取る)のではなく、先に来店する日(体をメンテナンスする日)を決めることが大切ですよ、と提案しましょう。
ぜひ上記の実験結果(計画的に休んだら成果が上がった)も参考にして、トークを展開してみるといいかもしれません。
皆さんもしっかり休んで、万全の体調で楽しく働いてくださいね。
では今日も最後までお読みいただきありがとうございました^^
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