<Vol.146>"グイグイ伸びていくお店"で見つけた素敵な取り組み

売上が伸びるお店(成功するお店)には、必ず理由があります。

なんとなく売上が伸びちゃった、要因はよくわかりません(てへ)

…なんてことは絶対になく。。

そこには明確な因果関係(プロセス)が存在しています。

今日はその一例を紹介してみましょう。


<バックヤードの大きな壁に>

先日、とあるお店に出向いた時、

「このお店、すごいなぁ」「伸びていきそうだなぁ」

と感じる瞬間がありました。

それは何かというと…

バックヤード(スタッフの控え室)に「言葉の定義」がきちんと明記されていたことです。

これはなかなか素敵な取り組みでした。

そのお店はオフィスビルが立ち並ぶ都内某所の地下1階に存在しているのですが、バックヤードの大きな壁に、

「私たちは〇〇ビルで働くビジネスパーソンの健康づくりを応援しています」

という店舗テーマがドンっと掲示されていました。

その下には、

・ビジネスパーソンを元気づけることによって日本の社会に貢献する

・仕事の疲れを癒せる空間を提供する

・そのために一流のおもてなしをする

とあり、さらには

・一流のおもてなしとは〜

・空き時間にやるべきことは〜

・私たちスタッフが心がけるべきことは〜

ということまで、プルダウン方式で言葉が並んでいました。

==

こういったお店は遅かれ早かれやっぱり伸びていきますよね。

「このお店は何のために存在しているのか(誰の役に立つお店なのか)」

が明確であれば、そこで働くスタッフは自分の存在価値や存在意義を見出しやすくなります。

皆さんのお店はこういった取り組みがきちんとできているでしょうか?


<定義合わせ>

この「定義合わせ」は意外と重要で、できているお店ほどスタッフの離職率も低い傾向にあります。

・サービスとは何か

・お店の売上とは何か

・お店の長所と短所は何か

こういった小さな言葉がきちんと明記されていて、スタッフ間、店長-スタッフ間で認識が統一されているお店は強いです(#強い)

さらにいえば、

・店主はどんな思いでこのお店を開いたのか

・このお店にはどんな歴史があるのか

なども共通言語があるとなお強いです(#強さってナニ?)

共通言語ができたら、とにかくよく目にするところ(大きな壁)に貼っておきましょう。

特に経費もかからない取り組みですから、ぜひ騙されたと思ってやってみてください。

きっとお店の雰囲気は変わってくると思います。

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました^^

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