好きな本…チ頂
あまりの体調不良に、スマホを見続けられなくて…久しぶりに好きな本へ手を伸ばした。
『チーズはどこへ消えた?』
『頂きはどこにある?』
あまりの体調不良だってのに二冊しっかり読んでしまった(苦笑)
数年ぶりに読んだ。
哲学者として愛読書と言えるほど好きだが…
現実に悩殺されて、それらへの愛を忘れていた。
久しぶりに読めて、心が幸せと愛に満ちている。
読書感想文なんてトラウマレベルで嫌いだが…
俺の言葉で愛を連ねる
概要は…
二匹のネズミと二人の小人が、迷路でチーズを探し求める話。
谷に住む若者が山の頂きに住む老人と出逢い変わっていく話。
これだけで読みたくなる変態はそう居ないだろうw
そんな話のどこが好きなのか。
今に感謝し、幸せだと感じることができ、これからの希望を抱ける
ってとこかや
綺麗事だけの夢物語じゃない。
それらの話には、今に悲観し憤怒し憂鬱に飲まれ停滞し衰弱していく者もいて、
友人も片思いの相手からも避けられるほどの傲慢な自信家の鬱屈も描かれている。
それでも彼らさえ救える心の在り方が描かれている。
今俺は健康を損なっている。
これは世の中が善行だと推奨したイベントの結果、この身体は熱と倦怠感に泣いている。
健康という、在るべきはずの幸せが失くなった。
幸せな程の大量のチーズを見つけて喜んでいた二匹と二人が、いずれそれらを食らい尽くし、チーズが無くなった!と気づいた時
一人は鬱ぎ込んだ。一人はいずれ旅立つ。
二匹は早々に次を求めた。
俺は?
予期せぬチーズ(健康)喪失に…
戸惑って苦しんで怖くて痛くてひたすら苦痛と微睡みを往復していた。
俺は体調の波の、人生の一時の谷に居る。
健康なやつが羨ましくて、苦痛に蝕まれて、谷底で汚泥にまみれているかのような最低な気分で
でもさ、
世の中には美味しいチーズはたくさん在って、
健康で元気で幸せな時間のほうが多いはずで、
今辛いだけなんだ
谷から這い上がるために水分をとることを忘れず、歩ける力を失わないように極力布団から抜け出し座って、
美味しいチーズを想像してニヤニヤしちゃってさ
身体が病から脱した時に、ちゃんと幸せで在れるように
谷底に浸るより、ちゃんと頂きを望むこと
そこへ歩いて行ける体力を欲すこと
たくさんのチーズを想い描き、幸せを願うこと
頂きからの綺麗な景色がご褒美だと感謝できるように
今ですら頑張って踏ん張っている
そのやる気も、頂きやチーズへの愛をも湧き起こさせてくれる本だ。
人生の一瞬の谷間だと教えてくれて、大丈夫、安心していいよと教えてくれる。
それに、苦痛を吐くだけより
チーズへの愛を語って、瞳が輝いてるほうが
プリンを用意してくれるだろうしな!w
頑張るからプリン食べたいw
光への欲を取り戻させてくれる
哲学者の愛読書
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