流域探検 緑苑坂①(2025.1.7追記あり)
毎日1万歩歩くアルモンデザイナーのヤギノリです。
わたしは、宇治田原町にある田原川流域 緑苑坂の住人です。
2025年の流域探検を始めるにあたり、
「まずは自らの足もとから!」と、
「あるもん探し」をしながら、近所を歩きました。
スタートは、てんじんやま公園のグラウンドです。
ここはおそらく、緑苑坂の中で一番標高が高いところではないか?
と思われるので、ここから始めることにしました。
朝から小雨が降っています。
流域探検にとっては、絶好の探検日和!
なぜって、
水の流れがわかるからです。
雨降る大地は、すべてどこかの流域です。
(※参考「流域の観点で、足もとから雨降る地球の大地をとらえなおす」)
グラウンドにもほら小さな流域が!
公園の方に降りると、
緑苑坂の環境整備サークル楽陽会さんで作っておられる、
刈り草のコンポストがありました。
刈った後の草を堆肥化する取り組みです。
これもアルモンデザイン!!
公園を出て、緑苑坂の東の端の道を歩きます。
これまでここを歩くときは、
いつも向かって右の森の木々に絡まっている蔓ばかり見ていたのですが(→なぜかはこちらを)
今日は雨水の流れに注目して歩いたら、気づいたことがありました。
それは・・・
道が東側の溝にむかって傾いている!
ということでした。
あぁ。
今まで、気づいてなかったけど、
ちゃんと雨水が溝に集まるように、
さりげなく工夫してくれてはったんや!!
道作ってくれた方々
知恵と工夫を、ありがとうございます!!!
普段何気なく通っている道の工夫が、
「あたりまえ」から「ありがたい」に認識が変わった瞬間でした。
溝をたどりながら、
途中で左に曲がり北側の道を、ずんずん行くと、
T字路につきあたります。
そこを左に曲がり、
緑苑坂の西側の坂を下っていきます。
擁壁の排水口は、どこからも水が出ていませんでした。
ここでも、道の傾斜に注目して、
水がどこに集まっているのかを見ていきます。
このあたりで、水の流れる音が大きくなってきました。
水の音をたどると
緑苑坂の小学生が通う、宇治田原小学校へ向かう階段に突き当たりました。
下から見るとこんな感じ。
けっこう勢いよく流れています。
小学校の方へ行く道を横切り、
水をたどっていくと・・・
田原川につきました。
左を見るとこんな感じ。
「てんじんやま」に降った雨水の一部は、
ここで田原川に合流するようですね。
あーーー!
地味な探検でしたが、
なんかめっちゃ楽しかったですーーー!
いつもの風景が違って見えて、
面白かったです!
おかげさまで、今日の1万歩も達成できました♪
ただ・・・
今回、歩きながら見つけた、
人工物系の「あるもん」は
今の、わたしのアルモンデザイン力では、
活用方法を考えつく事が出来ませんでした。
ごめん。あるもん・・・。
分別して、
ゴミの日に、さよならさせていただくことにします。
まだまだポンコツな
アルモンデザイナー ヤギノリでした。
***
追記
次の日の同じくらいの時間(14時ごろ)に
同じ場所で水の流れがどうなっているのか気になり、
見に行くことにしました。
昨晩雨が上がってからは、ずっと晴れています。
通学路脇の水路の水は、
ちょろちょろとしか流れていませんでした・・・。
やっぱり、
宅地化された場所では、
雨水はコンクリートに固められた
排水口を流れていくものも多いので、
山のように、
しばらく水をとどめておいてくれたりはせず
降った後すぐに川に流してしまうのですね・・・。
移住を決めたときは
そんなこと、何にも考えていなかった。
でも、山の大事さを知ってしまった今、
自分にできることを考え続けていこう。
行動していこう。
と、改めて思いました。
緑苑坂での流域探検は、
ルーチンワークとして、これからも続けていきます。